王毅部長「日本は公平・公正・無差別・予測可能なビジネス環境を」

人民網日本語版    2019年8月2日(金) 18時0分

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王毅国務委員兼外交部長(外相)は1日にタイ・バンコクで日本の河野太郎外相と会談した。

王毅国務委員兼外交部長(外相)は1日にタイ・バンコクで日本の河野太郎外相と会談した。外交部(外務省)ウェブサイトが伝えた。

王部長は「現在、中日関係が改善と発展を保っているのは、ようやく実現したものであり、大切にすべきだ。習近平国家主席はG20大阪サミット会期中に安倍首相と成果に富む会談を行い、新時代の要請にふさわしい中日関係の構築について重要な共通認識にいたり、両国関係の今後の発展のために方向性を指し示し、原動力を注入した。中日関係は現在、さらなる改善と発展の重要なチャンスを迎えている。中国側は日本側と共に努力して、両国首脳間の重要な共通認識の実行を積極的に推進し、両国関係が引き続き正しい軌道に沿って着実かつ健全に発展するよう確保することを望んでいる」と表明。

「双方は上層部交流の良い基調を維持し、各分野の実務協力を着実に推進し、第三国市場協力とイノベーション協力を積極的に実施する必要がある。『共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う』原則に基づき、『一帯一路』を高い質で共同建設する必要がある。日本側が中国企業に公平、公正、無差別で、予測可能なビジネス環境を提供することを希望する。双方は青少年交流を促進し、中日関係を支える民意の土台を突き固める必要がある。日本側は引き続き歴史や台湾地区など重大な原則問題を適切に扱い、政治的相互信頼を揺るぎないものにし、新時代の要請にふさわしい中日関係を構築するために妨害を排除する必要がある。現在の情勢の下、双方は国際社会での意思疎通と調整を強化し、多国間主義と自由貿易体制を断固として守り、地域統合プロセスを推進する必要もある」と述べた。

河野外相は「日本側は習主席による来春の日本への国賓訪問を非常に楽しみにしている。中国側と入念に計画を立て、訪問の申し分のない成功を確保し、日中関係をさらに高い水準へ押し上げたい。日本側は中国側と大阪での両国首脳会談での共通認識をしっかりと実行に移し、各レベルの交流と対話を緊密化し、実務協力を深化し、人的・文化的交流を促進したい。G20大阪サミットは成功を収め、多国間主義と自由貿易の堅持という積極的メッセージを外の世界に発した。中国側の積極的な貢献に感謝する」とした。(編集NA)

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