米高官の香港発言に反論「香港暴力事件は米側の『作品』」

人民網日本語版    2019年7月31日(水) 17時10分

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外交部(外務省)の華春瑩報道官は30日の定例記者会見で、香港に関する米高官の誤った発言に反論した際「最近の香港の暴力事件も米側の『作品』と見なされる。この問題において、米国は世界への釈明を欠いている」と述べた。

外交部(外務省)の華春瑩報道官は30日の定例記者会見で、香港に関する米高官の誤った発言に反論した際「最近の香港の暴力事件も米側の『作品』と見なされる。この問題において、米国は世界への釈明を欠いている」と述べた。

【記者】ポンペオ米国務長官はこのほど「The Economic Club of Washington D.C.」で香港情勢について「抗議は合理的で、米国もよく抗議に遭っている。中国政府が正しい事をし、香港に関する既存の協定を尊重することを希望する」と表明した。これについてコメントは?ポンペオ氏の言及した「協定」とは何を指すか。

【華報道官】ポンペオ氏は米国もよく抗議に遭っていると述べたが、現在香港で発生している、過激な暴力分子が鉄の棒や致命的武器を手に警察を襲撃するような抗議を米国でも見たいのだろうか?米国の民主を世界に示すのにちょうど良いのだろうか?

ポンペオ氏が自分の位置づけを正していないのは明らかだ。まだ自分を米中央情報局(CIA)のトップと思っているのだろう。彼が最近の香港の暴力事件を合理的だと言ったのは、皆さんも知っているだろうが、それも結局は米側の「作品」と見なされるからだ。

報道によると、今年2月末と3月初めに、米国の駐香港・マカオ総領事(当時)が香港特区政府の条例改正案と「一国二制度」を公然と非難し、香港の事に公然と干渉した。3月にペンス米副大統領が、ロビー活動のため訪米した香港の反対派と会見した。5月にポンペオ氏が香港の反対派と会見し、香港特区の条例改正について、公然と議論をした。6月にペロシ下院議長がなんと公に、香港で起きたデモ行進を「美しい光景」と呼んだ。米国の一部連邦議員はいわゆる「香港の人権と民主法案」を再び持ち出した。7月、ペンス氏、ポンペオ氏、ボルトン氏がそれぞれ反対派と会見した。最近メディアが暴露し続けている画面を見ると、香港の暴力デモ隊の中には米国人の顔が少なからずあり、米国旗が出現したことさえあった。最近香港で発生している一連の事態において、米国は一体どのような役割を演じたのか?この問題において、米国は世界への釈明を欠いていると考える。

ここは香港であり、香港は中国の香港であることを、米側ははっきりと認識しなければならない。われわれが繰り返し強調しているように、中国政府はいかなる外部勢力が香港の事に干渉することも断じて許さないし、いかなる外国勢力が香港の混乱を企てることも断じて許さない。中国中央政府は特区政府の法に基づく施政を断固支持し、香港警察当局が法に基づき暴力犯罪分子を厳重に処罰し、香港の安全と安定を守ることを断固として支持する。(編集NA)

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