<中国気になる話>サッカー中国代表、“格下”タイ相手に屈辱の大敗=サポーターが暴動騒ぎ

Record China    2013年6月16日(日) 18時0分

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16日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、サッカー中国代表が若手中心のタイ代表に1対5で破れたと報じた。“格下”相手の思わぬ敗北にサポーターが激怒、代表選手のバスを取り囲む騒ぎを起こした。写真は15日、中国代表対タイ代表の試合。

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2013年6月16日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、サッカー中国代表が若手中心のタイ代表に1対5で破れたと報じた。

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15日、安徽省合肥市でサッカー・中国代表対タイ代表の親善試合が行われた。中国代表のFIFAランキングは95位、タイは142位。しかもタイは23歳以下の若手中心というメンバー。中国代表は今月、ウズベキスタン、オランダと親善試合で連敗しているだけに、“格下”相手に快勝したいところだった。

ところがふたを開けてみると快勝どころか1対5の大敗。中国メディアは「恥辱の敗戦」と報じた。得点した1点も疑惑のPKで得たものだった。失点シーンでは選手が棒立ちになっているケースも多く、完全に集中力を欠いている。

中国のメディア、サッカーファンはカマーチョ監督率いる代表を猛バッシングしており、解任も近いとの見方が広がっている。こうした状況で選手も戦う気持ちになれなかったのではないか。

予想外の敗北にサポーターも激怒した。試合後は代表選手が乗る予定のバスを取り囲みブーイングの嵐。結局、選手たちは別に手配されたバスに乗ってひそかに会場を離れることになった。控え室、そしてバスの中でも選手たちは一言も話さないお通夜状態で、なかには涙を流す者までいたという。(筆者:高口康太)

■中国在住経験を持つ翻訳者・高口康太氏は、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営。ネットの流行から社会事情、事件、スポーツ、芸能など中国関連のトピックを幅広く紹介している。

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