2013年6月15日、華奥星空は記事「日本少年の100メートル記録10秒01は無効に＝基準の風速計を不使用」を掲載した。

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彗星の如く登場した日本期待のスプリンター、桐生祥秀くん。まだ17歳の高校生ながら4月29日の織田記念国際（広島）では10秒01のジュニア世界記録、日本歴代2位をマークした。中国人選手・張培萌（ジャン・ベイモン）が今年マークした10秒04の中国記録をも上回る記録となった。

しかし14日、残念な知らせが届いた。国際陸連は桐生くんの記録は公式記録として認められないと日本陸連に通達している。問題は風速計だ。織田記念国際では機械式の風速計が使われていたが、国際陸連は世界記録の認定には超音波式の風速計が必要だと定めている。（翻訳・編集/KT）