香港社会が暴力に反対し、法治を守り、早期に政治紛争から脱することを望む

人民網日本語版    2019年7月30日(火) 15時40分

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国務院新聞弁公室は29日午後に北京で記者発表会を開き、国務院港澳(香港・マカオ)事務弁公室の楊光報道官と徐露穎報道官が現在の香港情勢について立場と見解を述べた。

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国務院新聞弁公室は29日午後に北京で記者発表会を開き、国務院港澳(香港・マカオ)事務弁公室の楊光報道官と徐露穎報道官が現在の香港情勢について立場と見解を述べた。報道官は、「香港社会各界が旗幟鮮明に暴力に反対し、これを阻止し、断固として法治を守り、早期に政治紛争から脱し、経済発展と民生改善に力を集中することを望む」と表明した。

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(特区政府による『逃亡犯条例』と『刑事事宜相互法律協助条例』の改正をめぐり、最近香港で一連のデモ活動や暴力事件が起き、中国内外の広範な関心を呼んでいることについて)報道官は、「香港でのデモ行進と暴力的活動はすでに1カ月余り続き、香港の法治、社会秩序、経済、民生、国際イメージに深刻な影響を与えており、香港を気にかけ、香港を大切にする全ての人々が一段と心を痛めている」とした。

報道官は、「香港社会各界が旗幟鮮明に暴力に反対し、これを阻止することを望む。香港での最近の事態の推移、特に少数の過激者による暴力活動は、すでに香港の繁栄と安定の大局を深刻に破壊しており、香港の法治と社会秩序への深刻な挑戦であり、香港市民の生命と財産の安全を深刻に脅かしており、「一国二制度」原則の譲れぬ一線にも深刻に抵触しており、断じて容認できない。どの法治社会も暴力の横行は容認しない。市民が現在の事態の重大性を明確に認識し、過激者の行う悪、犯す罪を共に糾弾し、香港に害を及ぼす彼らの行為を阻止することを望む」と述べた。

報道官は、「香港社会各界が断固として法治を守ることを望む。法治は香港の誇る中核的価値観であり、香港の望ましいビジネス環境の基礎であり、香港が繁栄と安定を保つための重要な礎であり、ごく一部の者が無節操に踏みにじるのを座視することは断じてできない。中央政府は林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官の率いる特区政府の法に基づく施政を断固支持し、香港警察当局の厳正な取締りを断固支持し、香港特区政府の関係当局及び司法機関が法に基づき暴力犯罪者を懲罰することを断固支持し、国を愛し香港を愛する人々の香港の法治を守る行動を断固支持する」と述べた。

報道官はまた、「香港の警察部隊及びその家族が耐えている多大な圧力を特に理解し、思い遣る。この機会に、一貫して持ち場を堅守し、職責を尽くし、恐れず、屈辱に耐え重責を担う優秀な香港の警察に謹んで崇高な敬意を表す」と述べた。

報道官は、「香港社会が早期に政治紛争から抜け出し、経済発展と民生改善に力を集中することを望む。発展は香港の立身のもとであり、香港の様々な問題を解決する正しい道でもある。香港は経済的な基礎を築き、有利な条件と独特の優位性を備えてもいるが、ごたごたには耐えられない。香港が混乱していけば、社会全体が「つけを払う」ことになる。特区政府と社会全体が何とかして、より効果的な措置を講じ、経済発展と民生改善を後押しするべきだ。特に若者が住宅、学業、就業、起業面で遭遇する実際の困難の解決を手助けして、彼らの不平不満を緩和するべきだ。中央政府は特区政府及び香港社会各界と共に努力して、彼らの活躍のために良好な環境を創りたい」と強調した。

報道官は、「事実が十分に証明しているように、「一国二制度」は香港が長期的な繁栄と安定を保つための最良の制度設計だ。中央政府は引き続き「一国二制度」の方針を確固として揺るぎなく貫徹する。「一国二制度」を堅持する方針は変わることなく、揺らぐことがない。「一国二制度」の実践が形を変えることのないよう確保する。中央政府と祖国大陸部の力強い支持の下、林鄭月娥行政長官と特区政府の指導の下、香港同胞は必ずや香港をしっかりと管理・建設し、発展させることができ、香港は必ずや前進の道における様々な困難や試練に打ち勝ち、「一国二制度」という船は必ずや波を突き進み、安定的に遠くまで前進することができるとわれわれは信じている」と指摘した。(編集NA)

人民網日本語版」2019年7月30日

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