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中国市場縮小の流れに逆らって成長する日本車、何を意味しているのか―中国メディア

配信日時:2019年7月31日(水) 6時40分
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2019年7月29日、中国経済網は、中国の自動車市場が縮小する中で日系の合弁メーカーが成長していることの意味について論じる記事を掲載した。

記事は、今年上半期の中国の自動車販売台数が前年同期比で12.4%と大きく減少する一方で、日系ブランドは成長を実現したと紹介。中国自動車工業協会のデータで、今年上半期の日系車のシェアが昨年上半期の19.9%を上回る22.7%にまで増加し、東風日産、広汽ホンダ、東風ホンダ、一汽トヨタ、広汽トヨタの販売額がそれぞれ前年同期比で0.3~22%増えたことが明らかになったとしている。

そのうえで、特に東風日産の成長について深く考えるに値する点があると注目。同社の伸び率は0.3%とわずかだが、4年連続で生産販売台数が100万台を突破するなどもともと母数が他社より大きいと説明したほか、市場全体のシェアが5.4%、合弁非高級車ブランド市場のシェアが10.5%にまで上昇しており、市場競争力の高さがうかがえると伝えた。

そして、東風日産をはじめとする日系メーカーが強い理由として、近年日中間における経済、貿易面の往来が盛んになっているほかに、合弁企業が持つ安定的な経営体力に着目する必要があると指摘した。

記事は「良い自動車を作るには、時間、コスト、品質、性能の要求を前提とし、多くの自動車をしっかり造り、売ることで、企業のブランド価値を高める必要がある」とし、そのためには単に技術力だけではなく、研究開発、製造、販売、サービス、管理を含めた体系力が必要だと解説。また、「自動車業界はスケールメリットが特に重要とされる産業で、持続的な投資が必要であるため、一定の期間内に規模を大きくできなければ経営はどんどん苦しくなってしまう」と論じている。

さらに、東風日産は今年上半期にシルフィ、エクストレイル、キャシュカイ(海外向けのコンパクトSUV)の3車種だけで40万台を生産販売したと紹介。「これは日系車が製品のラインナップの多さに頼ることなく、安定した体系の下で主力製品を形成してきたことを意味する」とし、「数打てば当たる精神で競争力のない新車を続々と開発するメーカーにとっては紛れもなく大きなヒントになる」との見方も示した。(翻訳・編集/川尻
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