中国人に日本の芸大・美大への留学が人気―中国メディア

Record China    2019年8月3日(土) 15時30分

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29日、環球網は、中国人の間で日本の芸術・美術大学への留学が人気になっていると伝えた。資料写真。

2019年7月29日、環球網は、中国人の間で日本の芸術・美術大学への留学が人気になっていると伝えた。

記事は、「日本のアニメ作品と現代ファッションとが世界を風靡(ふうび)しており、中国国内の優秀な芸術・美術学校も密接にかかわるようになってきている」と紹介。「日本には約30の芸術・美術大学があり、多くの大学に芸術学科が設けられている。短大も含めると芸術美術を学べる学校は非常に多い」とした。

特に、東京芸術大学について「国立大学であるため、学習環境が良く学費も安い」と紹介。私立大学では「東京5美術大学(多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学藝術学部、武蔵野美術大学)」が有名だと伝えた。

その上で、「米国と比べると、日本の芸術大学はコストパフォーマンスが高い」と指摘。日本の芸術大学で学ぶ畢(ビー)さんは、「一部の中国人留学生は、経済的な理由から日本の芸術大学を選ぶ。日本では無理をすれば1カ月1万円でも暮らせるが、米国では無理」と語った。また、美術大学の場合、紙や絵の具などの消耗品にもお金がかかると話したという。

日本の芸術・美術大学における留学生の割合も増加しているといい、「多摩美術大学の場合、今年5月1日の時点で本科生だけで180人以上の中国人留学生が在籍しており、大学院生も含めると300人前後になる」と紹介した。

畢さんは「中国の先生の話では、日本の芸術大学への留学を希望する学生は毎年増加していて、競争もますます激しくなっているとのこと。日本の学習環境はとても良い。学生の数が増えればより多くの優秀な人材が生まれるでしょう」とも語ったという。(翻訳・編集/山中)

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