日本の対韓輸出規制、韓国の経済成長に深刻な脅威となる可能性―韓国報告書

Record China    2019年7月29日(月) 10時20分

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韓国経済研究院が28日に発表した日韓の主要産業を比較した報告書で、韓国が日本からの輸入に90%以上依存している製品が48品目に上り、その輸入額は27億8000万ドルだということが分かった。資料写真。

中国メディア・観察者網の28日付の報道によると、韓国経済研究院が同日発表した日韓の主要産業を比較した報告書で、韓国が日本からの輸入に90%以上依存している製品が48品目に上り、その輸入額は27億8000万ドルだということが分かった。

国際基準の「HSコード」を基に分析が行われた同報告書では、韓国が日本から輸入している製品は4227品目あるとされ、そのうち2018年の対日依存度が50%を超えたのは253品目(輸入額は158億5000万ドル)だった。

具体的に見ると、鉱物性製品が10億9000万ドル、化学工業製品が5億4000万ドル、プラスチック・ゴム製品が5億1000万ドルだった。依存度では紡織用繊維が99.6%と最も高く、化学工業製品(98.4%)、自動車・飛行機・船舶および輸送機械関連製品(97.7%)が続いた。

報告書は、「日韓の貿易特化指数を分析した結果、韓国の重化学工業の大部分は日本に後れを取っており、半導体と自動車産業はいずれも劣勢」と指摘。2000~18年に、半導体の対日輸出額は31億7000万ドルから12億4000万ドルに減少。一方で、輸入額は42億9000万ドルから45億2000万ドルに微増した。自動車産業では、同期間の対日輸出額が1000万ドルから3000万ドルに増加したが、輸入額は4000万ドルから12億3000万ドルへと大きく増加している。

報告書は、「日本の対韓輸出規制によって、韓国の経済成長に深刻な脅威となる可能性がある」と指摘している。(翻訳・編集/北田

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