「死のうが構わない。死こそが目指すもの」集会禁止のソウルで牧師が開催宣言=中国ネットあぜん

Record China    2020年2月26日(水) 14時20分

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「文在寅下野汎国民闘争本部」の指導者であるチョン・グァンフン牧師は22~23日、集会禁止令を破って韓国ソウルの光化門広場で集会活動を行った上で、次週の開催を予告した。写真は光化門広場。

文在寅(ムン・ジェイン)下野汎国民闘争本部の指導者であるチョン・グァンフン牧師は22~23日、集会禁止令を破って韓国ソウルの光化門広場で集会活動を行った上で、次週の開催を予告した。中国版ツイッター・微博(ウェイボー)で複数の中国メディアが伝えると、多くのネットユーザーがこれに注目した。

新型コロナウイルスが韓国で感染拡大していることを受け、ソウルの朴元淳(パク・ウォンスン)市長は21日に都心の光化門広場とソウル広場、清渓広場での集会を禁じると発表した。

しかし、同闘争本部は毎週末に開催している集会を同週末にも決行。朴市長は現地に駆けつけ、参加者らに「(ウイルスに)汚染されていない場所はもうどこにもありません。今は皆さんの協力が本当に必要な時期なのです」などと必死に解散を促すも、逆に罵声を浴びせられた。

チョン牧師は、「ここに来れば絶対に感染しないという訳ではありません。感染する可能性はあります。しかし、心配は無用。われわれは感染して死のうと構わないからです。死こそがわれわれの目指すものだからです。われわれは神の子なのです」「感染するのが怖いですか?。ならば来週もここに来なさい。そうすれば神があなたを治してくれます」などと演説して参加者から大きな歓声を浴びた。

同闘争本部による次週の集会開催予告を受け、朴市長は24日に「われわれは強制的に集会の設備を取り壊す。力による措置も辞さない構えだ」とコメント。一方でチョン牧師は「来週は三一節(三・一独立運動を記念する祝日)だ。集会は必ず行わなければならない」と語った。

この報道に対し、中国のネットユーザーからは、「もう、何と言っていいか分からない」「市長が本当に気の毒」「死こそが目指すもの?。このまま行けば本当にかなっちゃうよ」「死のうが構わないと言うが、ならなぜ参加者たちはみんなマスクをしているんだ?」「もはや光化門広場でこの人たちを2週間隔離すればいいのでは?」などとあきれる声が多数上がった。(翻訳・編集/岩谷)

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