世界遺産の道教の聖地、旅の記念に一家6人でフルネームと居住地を彫りつける―本日の中国TOPニュース

Record China    2013年6月14日(金) 13時18分

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13日、中国で世界文化遺産にも登録されている山で、また傍若無人な観光客の蛮行が報告された。このところ、各地で旅の記念に自分の名前を彫っていくマナーの悪い観光客がたびたび報道されている中国だが、今回のケースはさらにひどい。写真は湖北省十堰市の武当山。

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2013年6月13日、中国で世界文化遺産にも登録されている山で、また傍若無人な観光客の蛮行が報告された。このところ、各地の文化史跡や観光名所で旅の記念に自分の名前を彫っていくマナーの悪い観光客がたびたび報道されている中国だが、今回のケースはさらにひどい。中国ネットの報道。

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湖北省十堰市の武当山。山中には道教寺院が多く建ち並び、1994年には「武当山古建築」として世界文化遺産にも登録された名所である。第73回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「グリーン・デスティニー」(2000年)の舞台となったことでも有名だ。11日、ここを訪れたある観光客が、山中の石壁に落書きがされているのを発見した。深くはっきりと彫られた11行にわたる文字は、「河南省洛陽市伊川県××郷から来た○○と××、△△…ここに参上」と書かれている。どうやら一家6人で連れ立ってここを訪れ、その全員の名前を記念に彫っていたようだ。ごていねいに、居住地まで明記されたその落書きを見て気分の悪くなったその観光客は、これを写真に収めて“中国版ツイッター”に投稿した。

このところ、同様の事件が国内で多く報告されている。先日は遠くエジプトの地でも同じ事件が確認され、海外にまで中国の恥をさらした。今回、落書きの被害に遭った武当山は保存状態も良好だが、いったん破損した部分を修復したり再建したりすることはほぼ不可能だという。(翻訳・編集/愛玉)

※<本日の中国TOPニュース>では、中国の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年6月14日付の中国大手ポータルサイト・テンセント(騰訊)のランキング1位の記事。

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