敏腕プロデューサーになった女優ルビー・リン、中国当局の規制に対抗―中国

Record China    2013年6月16日(日) 16時51分

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13日、開催中の上海テレビフェスティバルで、台湾の女優ルビー・リンが最新プロデュースドラマ「長歌行」の製作を発表。中国当局の規制をかいくぐった大型時代劇製作への意欲を語っている。写真は「傾城の皇妃〜乱世を駆ける愛と野望〜」のルビー・リン。

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2013年6月13日、開催中の上海テレビフェスティバルで、台湾の女優ルビー・リン(林心如)が最新プロデュースドラマ「長歌行」の製作を発表。中国当局の規制をかいくぐった大型時代劇製作への意欲を語っている。聯合報が伝えた。

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ルビー・リンは2009年に中国で個人事務所を設立。ドラマのプロデュース業に乗り出し、「傾城の皇妃〜乱世を駆ける愛と野望〜」「美人心計〜一人の妃と二人の皇帝〜」といったヒットドラマを生み出している。女優だけでなく、敏腕プロデューサーとしての認知度も増しているところだ。

しかし、中国でドラマを制作するには多くの制限が付きまとう。国内メディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)は昨年、「時代劇での史実のでっち上げを禁止」「宮廷闘争を題材とすることを禁止」「タイムスリップを用いた演出手法を禁止」「海外ドラマのリメーク禁止」といった多項目にわたる制限を発表した。

13日、上海テレビフェスティバルの会場に登場したルビーは、1億元(約16億円)を投じる大型時代劇「長歌行」の製作を発表。後漢の初代皇帝・光武帝と、その皇后や女たちをめぐる華麗な宮廷劇だという。ルビーによると、原作小説に描かれるタイムスリップや激しい政権争いなどは、なるべくカットして再編集。中国当局の規制にどこまでも立ち向かう姿勢を明らかにしている。

「長歌行」は今年8月にもクランクイン予定。ヒロインはルビー自身が演じ、光武帝役には台湾の俳優ジミー・リン(林志穎)らの名が挙がっている。(翻訳・編集/Mathilda

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