<中国気になる話>ラフプレー連発のサッカー中国代表、オランダ相手にカンフーサッカー

Record China    2013年6月13日(木) 19時50分

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12日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、11日に行われたサッカー・中国代表対オランダ代表の親善試合で、中国代表がラフプレーを乱発したと報じた。

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2013年6月12日、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」は、サッカー・中国代表対オランダ代表の親善試合で、中国代表がラフプレーを乱発したと報じた。

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11日、北京市でサッカー・中国代表対オランダ代表の親善試合が行われた。W杯3次予選で敗退した中国にとって世界的な強豪と戦う貴重な機会となった。ただしこのチャンスを得るにはそれなりの代償が必要だったようだ。オランダメディアは今回の中国遠征の出場費は90万ユーロ(約1億1600万円)だったと報道。オランダ代表のファン・ハール監督も金目当ての遠征だったと暗に認めたという。

高い授業料を払っただけにその元は取りたいところだったが、試合はあっけなく壊れてしまう。前半10分、張琳●(ジャン・リンポン、●はくさかんむりに凡)がロッベンに後ろからスライディングタックルを仕掛け、PKを与えてしまう。守備最優先だった中国代表だが、これであっけなく失点。

その3分後、前半13分には秦昇(チン・ション)がグズマンにスライディングタックル。これがレッドカードとなって、中国代表は残る80分弱の試合を10人で戦わなければなくなってしまった。

この秦昇のタックル、ボールを無視して相手の膝めがけてまっしぐらに向かったもの。足を高くあげスパイクの裏を相手に向けた「反則の教科書」のような一撃で、中国テレビ局の実況、解説も「あー、これはダメだ」「間違いなくレッド」と納得していた。

ところが秦昇が所属する上海申●(●は森の木を金に変えたもの)の朱炯(ジュウ・ジョン)監督は「PKのプレーもレッドカードのプレーも中国スーパーリーグでは反則にならないのだが……」とコメント。世界を震撼させるカンフーサッカーは日々のリーグ戦で鍛えられていることを暴露していた。(筆者:高口康太)

■中国在住経験を持つ翻訳者・高口康太氏は、ニュースサイト「KINBRICKS NOW」を運営。ネットの流行から社会事情、事件、スポーツ、芸能など中国関連のトピックを幅広く紹介している。

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