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中国資本によるマレーシア高速鉄道プロジェクト、1年ぶりに再開―中国メディア

配信日時:2019年7月26日(金) 19時10分
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マレーシア紙「マレー・メール」は25日、中国支援による東海岸鉄道建設が1年ぶりに再開したと報じた。26日、中国メディア・環球網が伝えた。

同プロジェクトは、全長600キロ以上におよぶ鉄道路線を建設して、マレーシアの東海岸と同国西側にあるマラッカ海峡を結ぶというもの。2017年に当時のナジブ首相が中国と協力合意を結び計画が決定したが、昨年8月に首相に再選したマハティール氏によって、債務削減を理由に一時中断されていた。しかし、協議の結果、当初160億ドル(約1兆8000億円)だった建設費用が約3分の2となる107億ドル(約1兆2000億円)にまで圧縮され、両国は今年4月に再開に合意した。

記事によると、25日に工事再開を記念して開かれたセレモニーで、マレーシアのアンソニー・ローク運輸大臣は、「プロジェクトは今後、マレーシア鉄道公社(MRL)と中国交通建設(CCCC)が折半出資で設立した合弁会社によって運営していく。両社はこの先、共にプロジェクトの推進と維持に取り組み、それぞれが持つノウハウも共有する」と説明。「マレーシア政府は東海岸鉄道の建設を国家規模のインフラ事業と位置づけている。これにより鉄道の沿線地域が急速に発展し、現地の交通状況が向上されることを期待している」と話した。さらに、「プロジェクトの再開後、マレーシアの現地業者の参入機会が30%から40%に増加した。また、地元の人々にもますます多くの雇用をもたらしている」とも指摘したという。

セレモニーには中国の白天(バイ・ティエン)駐マレーシア大使も出席した。白大使は、「東海岸鉄道の建設は中国とマレーシアにとって最大の協力案件だ。今回の再始動によって、両国の経済貿易分野での協力関係はさらに深まり、国外の投資者のマレーシアに対する信頼も回復するだろう」「本プロジェクトに関わるマレーシア国内の全ての州で、貿易や物流、旅行業などを含む経済活動が活発化する見通しだ」などと話したという。

記事によると、鉄道は26年末までに完成する予定で、東南アジアの鉄道ネットワークの一部として組み込まれ、最終的には中国南部とも結ばれる可能性がある。マレーシアのメディアによると、プロジェクトは計画中止までに全体の10%程度実行されていた。(翻訳・編集/岩谷)
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