呉伯雄国民党名誉主席の訪問団が訪中、習主席と会談へ=両党交流はさらに深い段階へ―中国メディア

Record China    2013年6月12日(水) 15時39分

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11日、環球網によると、中国の国務院台湾事務弁公室は先日、中国国民党の呉伯雄名誉主席率いる訪問団が、12日〜14日の日程で中国を訪問することを明らかにした。13日には習近平主席との会談が行われるとみられている。写真は広州の黄花崗烈士墓を訪問した呉氏。

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2013年6月11日、環球網によると、中国の国務院台湾事務弁公室は先日、中国国民党の呉伯雄(ウー・ボーシオン)名誉主席率いる訪問団が、12日〜14日の日程で中国を訪問することを明らかにした。13日には習近平(シー・ジンピン)主席との会談が行われるとみられている。

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国民党はプレスリリースで、中国共産党の第18回全国代表大会終了ならびに新指導部発足後初となる最高レベル会談であり、両党はこれを高度に重視していると発表した。

国務院台湾事務弁公室は今回の会談を、国共両党のハイレベル交流における重要な活動として位置づけている。同弁公室の報道官は、9日の記者会見で、両党と両岸関係を発展させる上での重要な問題について意見交換すると発表した。

呉名誉主席の訪中は馬英九総統の委任を受けたものであり、国民党中央の名義で行われる。訪問団メンバーと談話の内容は、いずれも馬大統領が最終決定を下した。

国民党が2008年5月に与党に返り咲いて以来、呉伯雄氏は中国側と5回の会談を実施しており、今回は国民党の代表として6度目の会談となる。

国民党関係者は、「両岸関係は『深水域』に入っており、関係の発展は『いかにして継続していくか』という問題に変化している。国民党は新時代の両岸関係について、『深い思考と真剣な計画』という主観的、客観的環境の圧力を感じ取っている」とコメントした。

台湾紙・聨合報は記事で、「ECFA(両岸経済協力枠組協議)締結以来、中台関係の『浅水域』から『深水域』への発展は不可避となった。馬総統が、『深水域』の問題をこれまでの『岸辺』あるいは『浅水域』的手法によって処理することは不可能だろう」と述べた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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