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10日午前、中国の有人潜水艇「蛟龍号」は、試験母船「向陽紅09」に搭載され、江蘇省江陰市から南シナ海に向け出発した。写真は8日、「向陽紅09」に搭載される「蛟龍号」。
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2013年6月10日午前、中国の有人潜水艇「蛟龍号」は、試験母船「向陽紅09」に搭載され、江蘇省江陰市から南シナ海に向け出発した。今回の潜航では、深海の科学研究や生物調査、地質のサンプリングに海底の撮影と沈殿物の反応試験などが行われる予定。長江商報が伝えた。
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「蛟龍号」は最深で7062mの深海に潜れる、世界で最も深い深度で作業ができる有人潜水艇。今回「蛟龍号」には、潜水艇を操縦する技術者のほか、海洋・地震・環境・生物などの分野から14人の科学者が同行する。
1度の潜航で、操縦を担当する技術者と科学者2人の計3人で乗り込み、潜航時間は1時間程度。操縦担当の技術者の万が一を想定し、同乗の科学者にも緊急時に対応できるよう訓練を行った。新華社通信によると、「蛟龍号」の乗組員は皆高額の保険に加入したという。「蛟龍号」は9月20日に帰還の予定。(翻訳・編集/内山)
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