他国がサッカーの試合をしている間に、中国は「スタジアム外交」で世界を征服している―独メディア

配信日時:2019年7月27日(土) 16時20分
他国がサッカーをしている間に、中国は「スタジアム外交」で世界を征服―独メディア
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21日、独紙ディー・ツァイトは「他の国々がサッカーの試合をしている間に、中国は世界を征服している」と題した記事を掲載した。写真はエジプト。
独紙ディー・ツァイトは21日、「他の国々がサッカーの試合をしている間に、中国は世界を征服している」と題した記事で、中国による「スタジアム外交」を紹介した。23日付で中国メディアの環球時報が伝えた。

記事は、「中国ほどサッカーを外交の手段にしている国は他にない。アフリカにおいて特にそれが顕著だ。隔年で開催されているアフリカ・ネイションズカップ2017はアフリカ中部のガボン共和国で開催されたが、当時、中国が同国に二つのスタジアムを建設し、さらに別の二つのスタジアム建設のための資金を低金利で融資したことが背景にある」と指摘。英国のサルフォード大学でスポーツマーケティングを研究するサイモン・チャドウィック教授の解説を引用し、「自然資源が豊富なアフリカの国々に、中国はスタジアムへの援助を通して特権的に参入している」とした。

さらに記事は、「ネイションズカップ2019の開催地は、治安の悪化などを理由に昨年11月の時点でカメルーンからエジプトに変更された。その際、中国はすぐにエジプトに活路を見出し、アフリカ大陸に5Gネットワークを提供する機会を得た。ファーウェイはエジプトに最高水準の5Gネットワークを投入すると宣言しており、実現すればアフリカ北部の通信速度がヨーロッパや北米を上回ることになる」とも指摘した。

チャドウィック教授は、「中国がスタジアム支援を開始して以降のアフリカの国の輸出データを見れば、中国がすでに主要な貿易相手になっていることが分かる」とし、中国のやり方を「スタジアム外交」と称したという。

このほか、記事は「中国は東欧のクロアチアにも新たなスタジアムを建設している。また、中国の大手スマホメーカー・vivo(ヴィーヴォ)は国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップの公式スポンサーに就任した。中国は、ゆくゆくはワールドカップの開催を目指しているのだろうと推測する声も上がっている。しかし、中国の計画はサッカーの大会そのものにとどまらない。『一帯一路』の実現が間近に迫っている。新たに構築される貿易ルートは、次々に『サッカー』と交差している」と結んだ。(翻訳・編集/岩谷)
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  • Gak***** | (2019/07/27 22:28)

    現代中国の建造物寿命は、平均6年~10年…飽く迄も平均値なので、竣工する直前に倒壊して仕舞まったマンションも結構な数。 倉庫等なら未だしも、人の集まる建造物ならば、華人に任せない方が無難。
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  • S.R***** | (2019/07/27 20:25)

    作っても倒壊ラッシュにならなければよいが(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)(^o^)
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  • 仙田 ***** | (2019/07/27 18:11)

    まあドイツのメルケル首相は中国べったりなので、当然ドイツの新聞としては中国を持ち上げる記事を掲載するのだろう、裏を返せば中国は言葉巧みに各国に言い寄って「一帯一路」や「AIIB」で沢山の国を経済的に支配するのに成功している国といえる、これは日本も例外ではなく幸い今のところ「一帯一路」にも「AIIB」にも加盟していないが、中国人観光客の利便性向上名目でモバイル決済を普及させられ、まんまとハッキングされてお金と個人情報を盗み取られているぐらいだから
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