習近平国家主席「中国とUAEの関係は百年の大計」

人民網日本語版    2019年7月23日(火) 19時10分

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習近平国家主席は22日、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のムハンマド皇太子と人民大会堂で会談した。

習近平国家主席は22日、アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国のムハンマド皇太子と人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

習主席は、「グローバル化の時代では、協力・ウィンウィンこそが各国が意思疎通を図っていく道であり、自らを閉ざして孤立すれば自らの利益を損なうだけだ。中国とUAEの関係は遠大な目標を持ち、内容豊かで、互恵的な百年の大計であり、異なる地域、異なる文化、異なるタイプの国が戦略的協力を行ううえでの模範となっている。今年は新中国成立70周年であり、中国とUAEの国交樹立35周年でもあり、先人の事業を継承し後人のために道を切り拓く特別な意義を備えている。この時期にムハンマド皇太子が訪中し、『包括的な戦略的パートナーシップの強化に関する中華人民共和国とアラブ首長国連邦の共同声明』を共同発表した。これは両国関係の歴史における新しい重要な綱領となる文書になるだろう。私はムハンマド皇太子と共に、引き続き入り組んで複雑な中でも揺るぎなさを保ち、情勢の変化の中でも針路をしっかりととり、両国の包括的な戦略的パートナーシップが絶えず新たな成果を得て、さらに多く、より良く両国民に幸福をもたらす後押しを先頭に立って進めていきたい」と指摘。

さらに、「両国は政治的相互信頼と戦略的意思疎通を深める必要がある。中国側はUAEを中東地域における重要な戦略的協力パートナーと見ており、国家の主権・安全保障・発展上の利益を守るためのUAE側の努力を支持し、地域及び国際問題でUAEがさらに大きな役割を果すことを支持している。中国側はUAE側と調整・協力を強化し、国連中心の国際体制を断固として守り、国際法に基づく国際秩序を断固として守り、多国間主義と公平・正義を断固として守り、人類運命共同体の構築を後押ししたい。『一帯一路』(the Belt and Road)の質の高い共同建設の推進を加速し、互いの発展戦略の連携を強化し、2030年までに二国間貿易額を2000億ドルにするとの目標の達成に努力し、ハリファ港第2期コンテナ埠頭及び中国UAE生産能力協力モデルパーク・モデル事業をしっかりと立ち上げ、エネルギー分野の長期的で安定的かつ包括的な戦略協力を揺るぎないものにし、拡大する必要がある。また人的・文化的交流を緊密にする必要がある。中国側はUAEが学校200校に中国語課程を設けることを支持する。そしてテロ対策・安全保障協力を強化する必要がある。中国側は新疆関連の問題でのUAE側の貴重な支持に感謝する。また、宗教過激派の取締りにおけるUAEの努力を断固支持する」と強調した。(編集NA)

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