男性同性愛者へ無料でHIV検査―北京市

Record China    2007年4月17日(火) 8時55分

拡大

2007年4月15日、北京市で男性同性愛者への無料診察が行われ、200人以上がHIV検査を受けた。これは北京市の同性愛者ボランティア団体が主催したもので、北京市での同性愛者の集団検診としては初めて無料で行われた。

(1 / 6 枚)

2007年4月15日、北京市で男性同性愛者への無料診察が行われ、200人以上がHIV検査を受けた。これは北京市の同性愛者ボランティア団体が主催したもので、北京市での同性愛者の集団検診としては初めて無料で行われた。

その他の写真

性病検査、HIV検査などの身体検査のほか、専門家による心理カウンセリングも行われた。検査に訪れたのはほとんどが30代で、学生や退職後の中高年男性の姿も少し見られた。検査はプライバシー保護のため無記名で行われ、整理番号が配られた。検査結果は同団体のホームページ上で整理番号とパスワードを入力し見ることができる。

同団体責任者の肖冬(シャオ・ドン)さんは、「最初は大規模な公立病院で行うことを考えていたが、同性愛者への無料診断だと病院側に話すと、診察者が多く手が回らないと言われ協力を断られた。それで今回仕方なく民間病院で行うことになったんです」と語った。

また、朝陽疾病コントロールセンターは今後、ゲイバーや公園など同性愛者が多く集まる場所で5万枚のカードを配布する予定で、このカードを持って朝陽疾病コントロールセンターへ行くと、毎月2回同性愛者用コンドーム2箱を無料でもらうことができるという。(翻訳/編集・藤野)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携