世界のキャビア、6割超が中国産―中国メディア

Record China    2019年7月24日(水) 14時20分

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22日、界面は、世界のキャビアの6割超が実は中国産であると伝えた。写真は中国産キャビア。

2019年7月22日、中国のニュースサイトの界面は、世界のキャビアの6割超が実は中国産であると伝えた。

記事は、「厳密にいうとチョウザメの卵を使用したものだけをキャビアという」と紹介。特にカスピ海産のものが上質だと言われているが、乱獲による絶滅危機で供給量が急減し、この穴を中国産のキャビアが埋めるようになったのだという。

記事によると、中国国内では8種類の野生のチョウザメが生息しており、キャビアの輸出量が急増しているという。「12年から17年の間に6倍に成長し、17年には130トンのキャビアを輸出したが、同年、米国のキャビア生産量は16トンにも満たなかった。今では、中国産キャビアが世界シェアの60%以上を占めている」と記事は指摘した。

また、香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストの報道として、「世界のキャビア養殖加工工場のうち半分以上が中国にある」と紹介。中国チョウザメ協会は、20年に中国は年間100トンのキャビアを消費するようになると予測していて、現在の世界のキャビアの年間生産量は約200トンだと伝えた。

このように、中国産キャビアは世界中の食客のテーブルに上がるようになっているが、この種の「侵略」は「こっそり」行われていると記事は指摘。ぜいたく食品の供給者も消費者も、「メード・イン・チャイナ」にまだ慣れていないためで、例えばフランスのキャビアブランドPetrossianでは、使用するキャビアの半分以上が中国産だが、ミシュランガイドに掲載されたレストランでキャビアが提供されるときには、産地は明らかにされないのだという。

このほか、浙江省に本社がある中国のキャビアブランド・Kaluga Queenは、11年にルフトハンザドイツ航空のファーストクラスのキャビア供給業者となったが、Kaluga Queenによると、「人々は中国産と聞いただけですぐに拒絶し、缶詰を開けようともしない」という。ルフトハンザドイツ航空の場合、供給業者選択の際、業者を伏せた「目隠し方式」を採用したので供給業者となることができたのだという。

また記事は、英国の市場調査会社Technavioの予測では、21年の世界のキャビア市場規模は15億5000万ドル(約1680億円)となり、16年比で75%増加することが見込まれると紹介。「中国のキャビアメーカーには、人々の産地に対する偏見を打ち破るだけの空間と時間がある」と結んだ。(翻訳・編集/山中)

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