中国・台湾の映画交流「第5回両岸映画展」、公開作品数の上限緩和を訴え―台北市

Record China    2013年6月8日(土) 17時8分

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7日、中国と台湾の映画交流の場となる第5回両岸映画展が、まず台北市で開幕。来月には中国側が福建省アモイ市で開幕を予定している。写真は中国映画「北京遇上西雅圖」。

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2013年6月7日、中国と台湾の映画交流の場となる第5回両岸映画展が、まず台北市で開幕。来月には中国側が福建省アモイ市で開幕を予定している。新華社が伝えた。

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中国と台湾の映画交流の場として、09年にスタートした両岸映画展。今年は台湾側が台北市と台中市、中国側がアモイ市と泉州市の、それぞれ2都市で開催される。開幕式に登場した台湾文化部の部長(文化相)で女流作家・龍応台(ロン・インタイ)氏は、中国政府が台湾映画の一般上映について「1年に10作品」と上限を定めていることに注文を付けた。「少なくとも15作品に枠を広げるべき」とコメントした。また、「映画では相手の弱さ、感情がリアルに感じられる。生身の人間を知るという意味での映画交流は、政治や軍事に勝る相互理解のチャンスになる」と語った。

台湾側からは、昨年のヒット作「陣頭」をはじめ、ローカル色たっぷりの6作品が出品される。中国側からはチェン・カイコー(陳凱歌)監督の最新作「搜索」など7作品が登場。オープニングフィルムに選ばれたのは、今年3月に公開され、ネット上の好評と口コミで大ヒットを生んだ異色作「北京遇上西雅圖」。中国の人気演技派女優タン・ウェイ(湯唯)の意欲作で、7日の上映では台湾でも好評を得ている。(翻訳・編集/Mathilda

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