2013年6月4日、米ポップスグループのバックストリート・ボーイズ（BSB）が、中国江蘇省南京市内にある大学のバスケットボール場に登場。彼らの出現に学生のほとんどが気付かなかったという。新浪網が伝えた。

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CD総売り上げが1億3000万枚を超える、5人組スーパーポップスグループのバックストリート・ボーイズは、先月25日の北京公演から中国ツアーをスタート。上海をはじめ、広東省広州市や深セン市などでステージを開催している。4日午後、南京市内にある大学・南京芸術学院のバスケットボール場に、5人の外国人男性がいきなり登場。これが実はBSBだったが、誰も気付かず、当初は足を止める人もなかったという。

同日夜になって、中国版ツイッターで「BSB出現」の話題が一気に拡散された。一緒にバスケをしたという男子学生によると、彼らは自分たちでバスケ道具を持ち込んでいたので、好奇心で近づいてみた。バスケに興じた後、写真を撮ろうとすると、そばにいた大学職員に慌てて止められた。そこでやっと、彼らが世界的なビッグスターであることに気付いたという。「まさかと思った。自分の持ってるCDジャケットを思い浮かべると、確かに同じ顔だった。でも、当時より太っているので分からなかった」と話している。また、すでにアラフォー世代の彼らが、「30歳そこそこにしか見えなかった」とも。バスケの腕前については、「素人レベル。彼らの歌ほどではない」と語っている。

BSBの5人は今月6日夜、南京市内の五台山体育館でステージを開催。その日の午後にも、ライブのウォーミングアップのためか、市内の別の大学でバスケを楽しんでいる。ネット上に登場した彼らのバスケ姿の写真に、多くのネットユーザーから「今ごろ知るなんて」「残念すぎる」「一生に一度のチャンスを逃した」と惜しむ声や、バスケに興じた学生に「うらやましすぎ」「ぜいたくだ」と羨望（せんぼう）の声が上がっている。（翻訳・編集/Mathilda）