河南省で工場が大爆発、10人死亡=10日前に「安全ベンチマーク企業」に認定されたばかり

配信日時:2019年7月20日(土) 16時20分
河南省で工場大爆発、直前に「安全ベンチマーク」に認定されたばかり
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河南省三門峡市で19日、化学工場が爆発炎上した。20日午前3時時点で、10人の死亡が確認され、5人が行方不明だ。爆発を起こした工場は「安全生産リスク二重予防システム建設ベンチマーク企業」に認定されたばかりだった。
河南省三門峡市で19日午後5時45分ごろ、化学工場が爆発炎上した。新華社の2019年7月20日付報道によると、同日午前3時時点で、10人の死亡が確認され、5人が行方不明だ。爆発を起こした工場は、「安全生産リスク二重予防システム建設ベンチマーク企業」に認定されたばかりだった。

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爆発炎上事故を起こしたのは、河南能源化工業集団義馬気化廠。所在地は三門峡市に下属する県級義馬市。爆発で工場施設の多くが吹き飛び、巨大なキノコ雲が立ち上った。工場から距離3キロメートル内の建物は、窓ガラスが粉砕された。高層住宅から窓ガラスやアルミ製の窓枠が次々に落下し、地上にいた人を襲った。

建物近くに駐車していて、落下してきた大きなアルミサッシにボディーをざっくりと切られた自動車もある。街路樹も鋭い落下物に直撃され、枝葉が地上に散乱した。また、マンションでは激しい振動で天井板が落下した部屋もあった。

爆発した工場では、可燃性のガスを生産していた。爆発原因は特定されていないが、容器の圧力が異常に高まり爆発した、あるいはガスが漏出して機械類の摩擦で発生した火花に引火したなどの可能性が指摘されている。

最初に爆発したのは、気体分離装置とされている。別の会社の技術者は、気体分離装置は比較的安全だが、摂氏マイナス150度以下で操作せねばならないと指摘。容器には、内部圧力が一定値以上に高まると内部の気体を放出する安全装置が設置されているが、何らかの原因で安全装置が機能せず、圧力超過による爆発が発生したとの見方を示したという。

爆発を起こした工場は7月9日に、河南省安全生産委員会により、同省の「安全生産リスク二重予防システム建設ベンチマーク企業」に認定されたばかりだった。(翻訳・編集/如月隼人
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