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【CRI時評】欧州は香港問題について誤ったシグナルを発すべきでない

配信日時:2019年7月19日(金) 22時5分
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 欧州議会は18日、香港に関連する決議案を採択し、中国香港特別行政区政府に対して、いわゆる「平和的デモ参加者」を訴えることを取り消し、香港警察の公務執行について調査を行うことなど、理屈の通らない要求をした。この議案は香港で最近になり発生した悪質な暴力行為を見て見ぬふりするものであ...
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 欧州議会は18日、香港に関連する決議案を採択し、中国香港特別行政区政府に対して、いわゆる「平和的デモ参加者」を訴えることを取り消し、香港警察の公務執行について調査を行うことなど、理屈の通らない要求をした。この議案は香港で最近になり発生した悪質な暴力行為を見て見ぬふりするものであり、鈍感にも香港の警察官が負傷させられたことを意に介していない。正邪の基準と法治の最低限の概念すら欠乏しており、香港の法治秩序に対する深刻な挑発であり、中国の内政に対する粗暴な干渉でもある。中国はこの決議を強く非難し、断固として反対する。

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 法治は香港社会の礎石だ。香港の一部過激派は香港立法会ビルを襲撃・破壊し、道路をふさぎ、警察官を襲って負傷させた。これらの暴力行為は組織的かつ計画的なものであり、平和的意思表示の最低ラインをはるかに逸脱し、香港の法治秩序をひどく踏みにじり、「一国二制度」の最低ラインに公然と挑戦するものだ。これはいかなる主権国家であれ、絶対に容認できないことだ。香港の警察官は法に基づき公務を執行する際、社会秩序を維持し守るために最大限に自制した。その結果として、いわゆる「デモ参加者」による暴力的な襲撃に遭遇したわけだ。現在のところ、負傷した警察官は13人に達している。うち2人は、手の指を暴徒に断ち切られた。

 これらの暴徒の残忍な手口は、国際社会から広く批判され、非難された。ところが欧州の一部の者は「えり好みした上で見えなかったことにする」といった方法で、暴力事件をこともあろうに「平和的デモ」と美化した。この種の暴力事件に対する赤裸々な「ダブル・スタンダード」は国際法と国際関係の基本的ルールに違反し、欧州における法治から虚偽のベールをはぎとることになった。

 欧州議会は、いわゆる香港関連決議を採択する過程で、「中英共同声明」を破壊したと中国政府を攻撃し、香港の内部事情に干渉した。これは完全な虚言だ。周知のように「中英共同声明」は、中国の香港に対する主権行使の回復と過渡期の手配について、両国が1984年に署名した政治文書だ。1997年7月1日に香港が中国に復帰したことで、同声明が定める英国に関連する権利と義務の遂行は完全に終わったのであり、同声明は歴史的文書になった。英国は中国復帰後の香港に対する主権や統治権、監督権を持っていない。憲法と香港基本法に基づいて香港で主権を行使するのは中国政府だ。

 中国政府は香港復帰後22年来、憲法と香港基本法に基づく「一国二制度」「港人港治(香港人による香港管理)」を着実に実施している。香港の人々が「わが家の主」になることが真に実現し、法に基づいて過去にはなかった民主的権利と自由を享受するようになったのだ。まさに香港メディアが評価するように、「一国二制度」は香港の発展にとって最大の優勢をもたらしており、香港は「一国二制度」により国全体の発展の「ボーナス」を受けている。「一国」とは「二制度」が存在する根本的な前提だ。欧州議会議員は中国中央政府による香港に対する正当な管制を「干渉」と侮辱しているが、香港の管理は中国の内政に属するという基本的事実を無視したデマであり中傷だ。

 香港問題は中国の内政であり、いかなる外国、組織、あるいは個人も干渉する権利を持たない。現在、新たな議員を選ぶ欧州議会選挙も終わり、中欧関係は発展の新たなチャンスを迎えている。欧州議会が今回、香港に関連する決議案を採決したことに法的拘束力はないものの、欧州議会は外部に対して、中欧関係にとって不利になる一つの誤ったシグナルを発することになってしまった。(CRI論説員 盛玉紅、任傑)

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