巨大アヒルの作者が激怒、中国各地に出現したニセアヒルに「パクリは絶対許さない!」―中国メディア

Record China    2013年6月7日(金) 19時33分

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5日、オランダ人アーティストのフロレンタイン・ホフマン氏が手がける巨大アヒルそっくりのアヒルが中国各地に出現していることについて、同氏は「絶対に許さない!」と激怒している。写真は浙江省嘉興市に登場したパクリ版巨大アヒル。

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2013年6月5日、オランダ人アーティストのフロレンタイン・ホフマン氏は、同氏が手掛けるプロジェクトの巨大アヒルそっくりのアヒルが中国各地に出現していることについて、「パクリ行為は絶対に許さない!」と激怒しているという。人民日報(電子版)が伝えた。

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巨大な黄色い子アヒルが世界を旅するホフマン氏の「ラバーダック(ゴム製アヒル)プロジェクト」で、先月香港のビクトリア湾に巨大なアヒルのオブジェが浮かべられた。このニュースが中国本土で報じられると、中国各地で相次いで巨大アヒルが出現。オランダのメディアがホフマン氏に「すでに中国の10カ所近くの都市でニセモノのアヒルが現れた」と伝えると、同氏は「本当に?私が知っているのは武漢市(湖北省)にアヒルが現れたことだけだが」と絶句した。

ホフマン氏によれば、本物の巨大アヒルのオブジェは世界に10体しかなく、それをどこに配置するかは同氏の考え次第。中国本土には本物のラバーダックは1体もないという。このラバーダックは非売品のため、オブジェとして使用したい都市や地域はホフマン氏に連絡し、輸送上の条件をクリアすれば、同氏が最終判断を下す。すでに中国の都市からオファーが来ているという。

ホフマン氏にとって黄色い巨大アヒルは、国境を越えて愛や友情を届けることで世界を1つにできる大切な存在。それだけに「私は中国でのパクリ行為を絶対に許さない。今後の展開を見極めながら、必要な措置を取る。法的措置も辞さない」と怒りをあらわにしている。(翻訳・編集/本郷)

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