郵便番号は将来「引退」の見込み 後任は「個人住所ID」

人民網日本語版    2019年7月19日(金) 23時30分

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約40年間「勤めを果たしてきた」郵便番号が、もうすぐ引退し、個人住所IDがそれに取って代わるかもしれない。国家郵政局発展研究センターと北京大学時空ビッグデータ創新センターは16日、「新型郵便番号」を構築することを明らかにした。

約40年間「勤めを果たしてきた」郵便番号が、もうすぐ引退し、個人住所IDがそれに取って代わるかもしれない。国家郵政局発展研究センターと北京大学時空ビッグデータ創新センターは16日、「新型郵便番号」を構築することを明らかにした。「新型郵便番号」が完成すると、各個人は統一されて唯一の「個人住所ID(個別コード)」を所有することになる。北京青年報が伝えた。

このプロジェクトは、国家重点研究開発計画「グローバル・ロケーション・フレームワーク&ナンバーシステム」に基づくもので、地球空間(または地表)を、体積(面積)の形状が類似しており、隙間なく、重なりあわない多層の離散グリッドに分割、それぞれのグリッドに対応するコードを割当てる仕組み。このコードは、多尺度・マーキング可能・位置測定可能・検索可能・計算可能・自動空間接続などの特徴を備えている。

中国は、1974年に郵便番号制度の構築に着手し、約5年後に「全国郵便番号試行方案」を制定した。1978年、遼寧・上海・江蘇などの省(直轄市)で試行を開始。1980年7月1日より、中国は全国統一の郵便番号を正式に発表し、全国規模で普及・宣伝をスタートした。(編集KM)

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