昨年最高の台湾映画「光にふれる」が中国公開、ウォン・カーウァイ監督も絶賛―台湾

Record China    2013年6月7日(金) 18時20分

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6日、2012年最高の台湾映画とされる「光にふれる」が、中国でも公開されることがわかった。

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2013年6月6日、2012年最高の台湾映画とされる「光にふれる」(中国語タイトル:逆光飛翔)が、中国でも8日から公開されることがわかった。香港の映画監督ウォン・カーウァイ(王家衛)をはじめ、アンディ・ラウ(劉徳華)やリン・チーリン(林志玲)ら人気スターが同作を“イチオシ”として挙げている。国際在線が伝えた。

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視覚障害者の若手男性ピアニスト、ホアン・ユィシアン(黄裕翔)の実話をもとに作られた「光にふれる」。先天的な網膜障害により出生時から目の見えない男性が、ピアニストを目指して台北芸術大学に進学するも、挫折を味わう。そんな中で、ダンサー志望の少女と出会う。2人の交流と励まし合いを描いた心温まるストーリーで、ピアニストを目指す男性をホアン・ユィシアン本人が、ダンサー役を若手女優サンドリーナ・ピンナ(張榕容/チャン・ロンロン)が演じている。

同作は今年2月、第85回アカデミー賞で外国語映画部門にノミネートされた。昨年10月の第17回釜山(プサン)国際映画祭では観客賞(KNN Award)を受賞。同11月に開催された台湾のアカデミー賞「第49回金馬奨」では、最優秀作品賞に輝いている。

今年5月、フランス政府からレジオンドヌール勲章を贈られた香港の映画監督ウォン・カーウァイ氏は、その授賞式で「光にふれる」の名前を挙げて絶賛している。このほか、アンディ・ラウやリン・チーリン、台湾の俳優チャン・チェン(張震)やジョセフ・チャン(張孝全)、小説家で映画監督のギデンズ(九把刀)ら、数多くの映画人が同作への熱烈な支持を表明している。(翻訳・編集/Mathilda

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