「中国の影響を最も受ける国」はこの3つのタイプ―中国メディア

Record China    2019年7月18日(木) 10時10分

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17日、世界的コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーは、今月発表した報告書で、「世界の中国経済に対する依存度がますます高まっている」とした上で、「中国の影響を最も受ける国」として3つのタイプを挙げている。資料写真。

2019年7月17日、中国のニュースサイトの参考消息網によると、世界的コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーは、今月発表した報告書で、「世界の中国経済に対する依存度がますます高まっている」とした上で、「中国の影響を最も受ける国」として3つのタイプを挙げている。

それによると、同報告書は、中国では2015年1月から2018年12月までの16四半期のうち11四半期で、消費の経済成長への寄与率が60%を超えていることを紹介し、「これは中国の経済成長が貿易への依存を減らしてきていることを示している」とした。

また、中国では生産に占める輸出の割合が2007年の17%から17年には9%に下がっていることを紹介し、「これは中国がより自立的になり、世界の他の地域からの影響が少なくなっていることを示している」とした。

一方で、「それとは対照的に、世界の国々はますます中国に依存するようになってきている」と指摘。「中国の影響を最も受ける国」の3つのタイプとして、「アジアのエコノミー(サプライチェーンにおいて中国と密接に関係している韓国、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ベトナムなど)」「資源の豊富な国(資源を中国に輸出しているオーストラリア、チリ、コスタリカ、ガーナ、南アフリカなど)」「新興市場(中国からの投資を受けているエジプトやパキスタンなど)」を挙げた。(翻訳・編集/柳川)

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