世界水泳選手権、韓国代表が“まさか”のユニフォームで登場!=韓国ネットから批判殺到

Record China    2019年7月17日(水) 13時40分

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16日、韓国経済テレビは、大韓水泳連盟の対応の遅れが原因で、世界水泳選手権大会で韓国代表選手らがブランドのロゴをテープで隠した市販のユニフォームを着て出場するという「笑えない事件」が起きたと報じた。写真は実際のユニフォーム。

韓国で12日から行われている世界水泳選手権大会「世界水泳 韓国・光州2019」で、韓国代表選手らがブランドのロゴをテープで隠した市販のユニフォームを着て出場するという珍事が発生。韓国経済テレビは16日、「笑えない事件」と報じた。

記事は、「事件」が発生した原因について「連盟は昨年末にスポーツ用品スポンサーA社との契約が終了した後、新しいスポンサーを探してきた。候補を見つけたものの今年5月の理事会で一部の理事から不適切だとの意見が持ち上がったため白紙化された。結局、紆余(うよ)曲折の末に今月1日付でA社と再契約したのだが、すでに世界水泳選手権大会開幕10日前。6カ月前にスポンサー契約が終わった同社が「KOREA」ロゴの付いた代表用ユニフォームを準備していたはずもなく、結局連盟は市販のユニフォームを選手団に支給した」と説明している。

さらに、市販のユニフォームに付いていたブランドのロゴが国際水泳連盟(FINA)の広告規定を満たしていなかったため、男子飛び込みのウ・ハラムは急遽テープでロゴを隠したユニホームを着て出場することになったという。

連盟は15日になってようやく、ブランドのロゴ部分に布を貼ってその上に「KOREA」と書かれたユニフォームを選手団に支給した。連盟関係者は「新しいスポンサー会社と契約しようとしたができなかった。再び会社を選定する過程で支障が生じたために起こったこと」と釈明したという。

なお、大韓水泳連盟は財政悪化と執行部要人の不正行為により、2016年3月に大韓体育会管理団体に指定されていた。その後2年余りの間「トップ不在」の状況だったが、昨年5月になって新しい会長を選出し組織の再整備に入っていた。

これを受け、韓国のネット上では「せっかく韓国で開催される初めての(水泳)国際大会だったのに。恥ずかしい」とのコメントをはじめ、連盟に対し「市の大会でもあるまいし、どうしたらこんな仕事ができるの?これは深刻な事態」「連盟の積弊はパク・テファンの頃から有名だった。仕事もできないし。氷上連盟もそうだけど、頼むから全ての体育連盟を交代させて」「選手たちは祖国のない孤児?水泳連盟関係者と文化体育部の関係者を厳罰に処して」などと厳しい声が上がっている。また、政府に対しても「経済、外交、安保にスポーツ…。何一つ順調にいってるものがない」「現政権に何を望んでるの?順調にいったらそれこそ非正常」などため息交じりのコメントも。

その他「それが全てじゃないはず。南北単一チーム結成も推進したけどお流れになった」「北朝鮮の参加を哀願してて対応が遅れたことぐらいみんな知ってるよ」と指摘する声も上がっている。(翻訳・編集/松村)

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