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4日、環球時報は記事「英メディア:ブレア元英首相が“中国のスパイの罠”に陥った」を掲載した。写真は2011年8月、北京市。回顧録の中国語版出版記念に中国を訪問したブレア元首相。
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2013年6月4日、環球時報は記事「英メディア:ブレア元英首相が“中国のスパイの罠”に陥った」を掲載した。
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2日、英紙サンデータイムズはブレア元首相が中国のスパイの罠に陥ったとの驚くべき記事を報じた。昨年11月、中国国際友好連絡会主催の慈善会議に出席したことを問題としている。ブレア元首相は自らを「中国の古い友人」と名乗り、「より豊かになった中国はより友愛のある社会を築く」と講演した。
また会議主催者に対し、「多くの人は中国の意図に懐疑的だが、彼らの一部は中国に対する偏見を克服できないのだ」とも発言したという。会議にはマイクロソフトの創始者ビル・ゲイツ氏もビデオ・メッセージを寄せた。
実は会議主催者は中国人民解放軍の心理戦担当部局だという。同部局は海外の指導者に影響を与えることも目的としている。この会議も軍高官の認可を受けた「ソフトパワー・プロジェクト」の一つだという。欧米の政治指導者、経済界リーダーをだまして自国の利益を図ろうとしていると、サンデータイムズは中国を批判している。
3日、サンデータイムズ記事について環球時報の取材を受けた人民解放軍海軍の専門家、李傑(リー・ジエ)氏は、軍または退役軍人関係の機関が国際会議を主催するのはごくごく当たり前のことであり、記事は冷戦思考にほかならないと反論した。(翻訳・編集/KT)
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