豪州産粉ミルク、箱の中にカンガルーの赤ちゃん混入?その事実は確認されず―中国メディア

Record China    2013年6月5日(水) 15時14分

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3日、中国のショッピングサイトで豪州産の粉ミルクを買ったユーザーが、「届けられた箱を開けたら、カンガルーの赤ちゃんが出てきた」とマイクロブログに書き込み、この情報が拡散した。

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2013年6月3日、中国・山東省青島市在住のあるネットユーザーが、「オーストラリア産の粉ミルクを中国のショッピングサイトで購入したが、届いた箱の中からカンガルーの赤ちゃんが出てきた」とマイクロブログの微博(ウェイボー)に書き込み、ネット上で話題になっている。4日付で京華時報(電子版)が伝えた。

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劉(リウ)さんと名乗る女性ユーザーの書き込みによると、中国最大のショッピングサイト・陶宝(タオバオ)で豪州産の粉ミルク6缶を購入したところ、届いた箱の中には粉ミルクが2缶しか入っておらず、その代わりに生きたカンガルーの赤ちゃんが入っていたという。さらに、購入先の店主と青島市公安局の警官の話として、カンガルーがすでに青島市動物園に引き取られたことを伝え、園も所定の検疫検査を行った後、赤ちゃんカンガルーに「愛愛(アイアイ)」という名前を付けて飼育することになったと説明した。

この書き込みには赤ちゃんカンガルーの写真が添えられていたが、多くのユーザーは「どうやってカンガルーは税関を通過したのか?」という疑問を抱いている。青島市動物園は「そのようなカンガルーを受け入れた覚えはない」とこれを否定。青島市公安局も「この事件に関するいかなる通報も受けていない」と証言した。掲載されたカンガルーの写真は、海外で昨年に報道されたニュースのなかで使用されたものと一致するとの指摘がある。青島市の税関も「事件について現在捜査中だが、こうした動物が税関を通過したケースはこれまでにない」と答えている。(翻訳・編集/本郷)

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