仕事はコネで決まる!中国大学生の就職状況―重慶市

Record China    2007年4月16日(月) 9時17分

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2007年4月15日、2007年重慶市大学生就職状況調査が発表された。半数近くの大学生が「もっとも有効な求職方法はコネ」と回答し、昨今の就職状況への不公平感が高まっているようだ。

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2007年4月15日、2007年重慶市大学生就職状況調査が発表された。調査では半数近くの大学生が「もっとも有効な求職方法はコネ」と回答した。調査は重慶市人材交流サービスセンターと重慶市政府情報ネットが共同で行ったもの。

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今年の就職市場を問う設問では、43.0%の大学生が「就職状況は厳しく、満足できる仕事を見つけるのは難しい」と回答。17.6%が「専門技術を持たないものは職を見つけるのが難しい」、わずか4.0%の大学生が「学歴が鍵となる」と回答。新卒時に希望する月給の設問では、52.3%の学生が1500元(約2万2500円)以下、26.3%の学生が1500元(約2万2500円)から2000元(約3万円)と回答。2000元(約3万円)以上の回答はわずかに21.4%だった。

人気のある就職先の調査では、44.5%と例年通り公務員が首位。外資系企業21.9%、国有企業15.3%と続く。民間企業を希望する者は7.0%だった。この他に11.3%の学生が起業を希望している。もっとも有効な求職方法という設問では、44.8%がコネと回答。続いて、「就職説明会への参加」17.1%、個人的に企業を訪問15.2%、学校の就職斡旋15.0%となった。

公務員重視など、ここ数年の傾向と変わらない調査結果となったが、もっとも有効な求職方法はコネとの回答が半数近くに達するなど、昨今の就職状況への不公平感が高まっているようだ。(翻訳/編集・KT)

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