男子学生が寮の下から求愛、待っていたのは「ペットボトルの雨」―中国

Record China    2013年6月5日(水) 0時23分

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3日、愛する彼女が寝起きする女子学生寮の階下で、「好きだ」と叫んだ大学4年生の程(チョン)さん(21)。彼を待ち受けていたのは階上から降り注ぐペットボトルだった。6月の卒業シーズンを迎え、「卒業告白ブーム」が話題を呼んでいると中安在線が報じた。

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2013年6月3日、「ハート」のろうそくを並べ、勇気を奮い立たせ、愛する彼女が寝起きする女子学生寮の階下で、「好きだ」と叫んだ大学4年生の程(チョン)さん(21)。彼を待ち受けていたのは意中の女子学生からの抱擁ではなく、階上から降り注ぐ20本以上のペットボトルだった。5月30日深夜、安徽農業大学の学生寮では、「パン!パン!」というペットボトルが地面にたたきつけられる音が鳴り響き、程さんも顔にかすり傷を負った。結局、彼は名残惜しげにその場を立ち去った。6月の卒業シーズンを迎え、「卒業告白ブーム」が話題を呼んでいると中安在線が報じた。

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■告白その1「君が好きだ」の告白にペットボトルの雨

「パン!パン!」というペットボトルが地面にたたきつけられる音が、安徽農業大学の学生寮の1階で鳴り響いた。5月30日夜、数人の男子学生が、寮の階下に、ハートの形をしたろうそくを並べ、この寮や隣の寮の女子学生が騒ぎ始めた。1Fにいるクラスメート数人が煽り立てる中、程君は勇気を奮い起して、寮にいる彼のマドンナに、「○○さん、君のことが好きだ!」と大声で叫んだ。マドンナが姿を現すことはなく、5、6階から誰かがミネラル・ウォーターのペットボトルを階下に投げた。「空っぽのボトル、水が一杯入ったボトル、次々と20本以上投げられた」と程さんはまだ興奮冷めやらぬ様子で当時のことを回想した。「ろうそくの火はほとんど消え、自分もペットボトルが当たるところだった」

これらペットボトルは、程さんのこの夜の告白で勉強や休息を妨害された女子学生らが投げたものだった。その中の一人、衫(シャン)さんは、「愛の告白現場を野次馬見物するのが好きな人もいるけど、私はそうではない。勉強や休息を邪魔されたので、注意するためにペットボトルを投げるしかなかった」と語った。寮の管理人である劉さんによると、ある女子学生は「男子学生が告白することは悪い事でもない。悪いのは、場所と時間を間違えて他人に迷惑をかけたことだ」と批判していたという。

■告白その2「告白隊」の騒ぎに困惑したマドンナ、試験勉強がはかどらず

5月20日、安徽工業経済職業技術学院の寮の階下でも、ひと騒ぎがあった。同日夜、ひとりの大学2年の男子学生が、80人の「告白隊」を引き連れて13号棟にやってきて、ある女子学生に告白した。彼は、まるで軍隊のように、「いち、に、さん」と号令をかけ、「張(ジャン)さん、僕は君が好きです」と隊員に一斉に叫ばせた。この合唱が延々3時間続いたが、マドンナの張さんは姿を現さなかった。

折も折、この騒ぎが起きたのは、同校の試験期間中だった。多くの学生はその夜、授業の復習に励んでいた。このような告白の「大合唱」に大迷惑した学生も多かった。同夜の「マドンナ」張さんは、「その男子は少し気になる存在だったが、あんなに多くの学生が来たので、出て行く勇気がなかった」と話した。また、返された試験結果にも、彼女は非常に落胆。「私の成績は酷かった。あの夜の試験勉強が全くはかどらなかったからだ。彼がこんな軽率なことをしたせいだ」と彼女は怨めしそうに語った。

■教授「告白にはタイミングを選ぶべき」

このようなキャンパス内での告白について、安徽農業大学社会学部の兪寧(ユー・ニィン)教授は、「このような傾向は、社会発展や海外文化の影響の結果といえよう。寮の前でろうそくを並べる、風船を上げる、『僕は君が好きだ』と大声で叫ぶ、などの行為はいずれも、感情表現の方法だ。このような方法を用いた告白がもたらす効果は、『ロマンチックな雰囲気をつくり、成功率を高める』『他人が成功したら自分も真似る』『公衆の面前で行うことで、自分は本気だということを広くアピールする』の3点に尽きる」との見方を示した。

兪教授は、「告白する側が、相手の愛と幸せを得るためには、告白する行為自体が他人にとってメリットとなるかデメリットとなるかをよく考える必要がある。もし、他人に良からぬ影響が及ぶことが確実なら、告白はちょっと待った方が良い。より良いタイミングで告白した方が、より良い結果が得られるだろう。特に、互いにインスピレーションを感じる男女ならば、ちょっとした眼差しや動作だけで、相手の気持ちを確認することができる。工夫を凝らしたわざとらしい告白は、かえって逆効果となる場合もある」と指摘した。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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