アップルウォッチのトランシーバー機能に脆弱性?盗聴される恐れも

人民網日本語版    2019年7月15日(月) 16時10分

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アップル社はアップルウォッチの「Walkie-Talkie」(トランシーバー)アプリの使用をすでに一時停止している。

アップル社はアップルウォッチの「Walkie-Talkie」(トランシーバー)アプリの使用をすでに一時停止している。その原因は同意なしに他人の「iPhone」の通話を盗聴できる状態にする恐れのある脆弱性があるためとしている。同社は数カ月前にも別のアプリで盗聴される脆弱性があることを指摘され、米国ニューヨーク州で消費者調査が行われていた。

米「ウォールストリートジャーナル」のウェブサイトが7月12日に報道した内容によると、アップル社はこの盗聴の脆弱性の性質をまだ明らかにしていないが、すでにこのアプリの使用を一時停止し、現在、その修復に努めているとしている。またアップル社は、ユーザーから脆弱性が原因で被害が生じたといった通報は受けていないとしており、この脆弱性は特殊な状況と操作手順によってのみ生じるとした。

米国のコンシューマー・ニュース・アンド・ビジネス・チャンネル(CNBC)のウェブサイトは7月11日もこのニュースを取り上げ、アップル社のこの脆弱性は、アップルウォッチのトランシーバー機能を使用することで他人のiPhoneの通話を盗聴することができると報じた。

修復プログラムを発表するまで、アップル社は同機能を停止している。アップル社は消費者に向けて早急に機能の回復に努めると謝罪している。

一方、米FOXニュースネットワークは7月11日、今年1月にアップル社のスマートフォンのFaceTimeのグループ通話機能で通話者の電話が盗聴されるリスクが明らかとなったが、当時アップル社はそのバグに対する対応が非常に緩慢だったため、批判されたことを報じた。(編集TG)

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