<中国の食品>麺類などホルムアルデヒドを添加、「賞味期限伸ばすため」―陝西省西安市

Record China    2013年6月4日(火) 6時10分

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2日、陝西省西安市で食品の賞味期限を引き延ばすことを目的にホルムアルデヒドが小麦粉に添加されていたという事件が起きた。資料写真。

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2013年6月2日、中国広播網によると、陝西省で食品の賞味期限を引き延ばすことを目的にホルムアルデヒドが小麦粉に添加されていたという事件が起きたことを、西安市警察当局が明らかにした。小麦粉料理300kgとホルムアルデヒド2瓶が押収された。

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陝西省公安庁は5月20日、西安市労働南路老糜家僑村の市場にある小麦を使用した麺類製造・販売店で違法な食品添加物が使われているとの一般市民からの通報を受け、西安蓮湖警察が店舗4軒を調べたところ、1軒から瓶入りの工業用ホルムアルデヒドが見つかり、さらに市場を調べると別の店からも工業用ホルムアルデヒドの瓶が発見された。

取り調べによると、小麦粉60kgにつき10ミリリットルのホルムアルデヒドが使われていたとされ、ある店では多いときには1日に210kgの製品を販売しており、その大部分は近隣の住民に販売されていた。店に冷蔵庫はなく、製品がすぐに傷んでしまうため、常温でも3〜4日保存できるようにホルムアルデヒドを添加していたという。

ホルムアルデヒドは国からも指定されている猛毒の有機化合物の一種で、発がん性が強く、中毒になると窒息や昏睡、ショックが起こり、死に至る場合もある。ホルマリンの主成分でもあり、防腐性がある。(翻訳・編集/岡田)

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