チベットの国境地帯で兵士を務めるのはどのような経験か?

配信日時:2019年7月12日(金) 14時40分
チベットの国境地帯で兵士を務めるのはどのような経験か?
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平均海抜4000メートルを超えるチベット高原で兵士を務めると、どのような経験をするのだろうか?中国で最も海抜の高い国境防衛線では、国境を防衛する軍人たちが何世代にもわたってこの地を守ってきた。西蔵(チベット)軍区某国境防衛連隊を取材し、雪原を堅守する感動的瞬間を読者に届ける。
平均海抜4000メートルを超えるチベット高原で兵士を務めると、どのような経験をするのだろうか?中国で最も海抜の高い国境防衛線では、国境を防衛する軍人たちが何世代にもわたってこの地を守ってきた。西蔵(チベット)軍区某国境防衛連隊を取材し、雪原を堅守する感動的瞬間を読者に届ける。人民網が伝えた。

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海抜4500メートル以上の雪山の山頂を年間通してパトロールする兵士たち(撮影・王乾)。



海抜4900メートル余りの西蔵軍区某国境防衛連隊昆木加歩哨所(撮影・宋小理)。



確固たる眼差しで遠方を注視する昆木加歩哨所の兵士たち(撮影・劉融)。



パトロール中の兵士たち(撮影・宋小理)。

■チベットでの国境防衛 「極地焼け」



チベット高原に年中駐屯する兵士ならではのトレードマークが、高原の紫外線による顔の日焼けだ。この「極地焼け」は美しくはないが、高原の国境防衛軍人の目には最も美しい「流行色」に映る。



チベット高原に年中駐屯する兵士の顔の「極地焼け」(撮影・羅凱)。



チベット高原に年中駐屯する兵士の顔の「極地焼け」(撮影・王乾)。



チベット高原に年中駐屯する兵士の顔の「極地焼け」(撮影・王乾)。

■チベットでの国境防衛 「青年老いやすく...」

若者と老いは無縁なはずだ。しかしチベット高原の風雪と紫外線に長期間さらされ、厳寒と低酸素が続くことで、今まさに青春時代を過ごしているはずの兵士たちの顔には年齢不相応の変化が刻まれていく。国境防衛軍人は、これは西蔵軍区の兵士が捧げる特別な貢献だと言い、「青年老いやすく」だと自嘲する。



西蔵国境防衛兵の耳(撮影・宋小理)。



長期間の高海抜地帯滞在で、厳寒と低酸素によってできた指のあかぎれ(撮影・羅凱)。



あかぎれができた昆木加歩哨所兵士の手(撮影・羅凱)。



パトロール時、傷だらけになった手の応急処置をする兵士(撮影・王乾)。

■チベットでの国境防衛 「孤独と寂しさ」

高原で国境防衛兵を務めるうえで最も耐えがたいのは、厳しい環境ではなく、孤独と寂しさだ。周囲数十キロにわたって人影の見えない場所で、兵士たちが毎日見ることができるのは仲間の兵士たちと万年不変の雪山、荒れ地だけだ。ここではスズメやスズメバチ、さらには食糧を盗み食いするネズミにさえ、ペットのように名前をつけている。兵士たちにとっては、どんな「不意の客」も、生き物も、寂しさを紛らわす良い仲間なのだ。



16年間守ってきた昆木加歩哨所に立つ兵士(撮影・宋小理)



年末年始にも帰宅せず、歩哨所の窓に「福」の字を貼る兵士たち



パトロールの途中、かまくらで休憩を取る昆木加歩哨所の兵士たち(撮影・王乾)



苦しい中でも楽しみを見つけ、いつも輝く笑みを絶やさない兵士(撮影・王乾)

■チベットでの国境防衛 「200以上の『初』」

チベットで国境防衛兵を務めるのは「いるだけで貢献になる」という人がいるが、高原の兵士は「どうしてそれで貢献になろうか。奮闘して初めて価値がある」と答える。

持ち場を選ぶ際、兵士らは我先に争って最も環境が厳しく、最も海抜の高い歩哨所を選ぶ。「海抜が高いほど、責任も大きくなる」と彼らは言う。どのみち若さをとどめておくことができないのであれば、持ち場の高度を追求し、「最高の戦場」を目指すのだ。

初の道路、初の飛行場、初の発電所、初の農場……西蔵軍区部隊はチベットの歴史における「初」を200以上作り上げてきた。たとえ海抜が高く生命の途絶える地帯でも、西蔵軍人の奮闘の歩みを阻むことはできない。



雪上で戦術訓練を行う兵士たち(撮影・王乾)



パトロール中は低温で水筒の水が凍ってしまうため、兵士たちは雪を片手に携帯食を食べるという特別な昼食を食べるほかない(撮影・羅凱)



パトロール任務遂行時、雪を食べて喉の渇きを癒す兵士たち(撮影・宋小理)



手を繋いで危険地帯を通過する兵士たち(撮影・宋小理)



パトロール時に携帯食で昼食を取る兵士たち(撮影・宋小理)



西蔵軍区部隊が作り上げてきたチベットの歴史における200以上の「初」(撮影・劉融)

■チベットでの国境防衛 「愛と理想」

チベット高原で兵士らが最も多く語る言葉が「ここで兵士を務めることには意義がある」だ。どのような意義だろうか?平均20歳余りの彼らは快適な暮らしを選ぶことができたはずなのに、最も光り輝く年齢の時に、祖国の最も辺鄙な場所を選んだ。彼らは「慣れたら好きになる」と言う。慣れることのできた背景には、軍人としての忠誠心と信念、たぎる情熱、家と国への思いがある。

国家の安定、国民の幸福には、彼らの長年にわたる忠誠心ある国境防衛が不可欠だ。彼らは青春、さらには命を永遠にチベット高原に残し、忠誠心をもって祖国の尊厳、社会の安定、人々の幸福を守り、感動的で雄大な美しい物語を綴っている。



雪に覆われた国境防衛線上をパトロールする昆木加歩哨所の兵士たち(撮影・羅凱)



雪上の要撃(撮影・王乾)



夕暮れ時も国境防衛線上のパトロールを続ける昆木加歩哨所の兵士たち(撮影・王乾)



彼らは青春、さらには命を永遠にチベット高原に残し、忠誠心をもって祖国の尊厳、社会の安定、人々の安寧を守っている(撮影・宋璽)

(提供/人民網日本語版・編集NA)
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