日本防衛相がアジア安全保障会議で演説、尖閣問題への言及避ける―中国メディア

Record China    2013年6月3日(月) 11時35分

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2日、台海網は記事「日本防衛相、20分間の演説で尖閣問題に一切触れず」を掲載した。写真は5月31日、山東省の幼稚園。6月1日の児童節のイベントに「尖閣諸島を守れ」とのポスターが飾られた。「決戦は近い」などと書かれている。

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2013年6月2日、台海網は記事「日本防衛相、20分間の演説で尖閣問題に一切触れず」を掲載した。

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1日、小野寺五典防衛相はシンガポールで開催されているアジア安全保障会議(シャングリラ・ダイアローグ)で講演した。防衛費増額や集団的自衛権を含めた憲法議論について日本の右傾化と指摘する声が上がっているが、全くの誤解だと否定した。

また、橋本徹大阪市長の慰安婦発言を念頭に、「日本の野党の一党首が不適切な発言を繰り返し、誤解と不信を招いた」と批判。「安倍政権はそのような歴史認識にくみせず、痛切な反省と心からのおわびの気持ちを表明するという歴代内閣と同じ立場だ」と発言している。

アジアの安全保障問題については、アジア太平洋地域の多くの国々は資源や領土で隣国との問題を抱えており、容易に軍事衝突に発展しかねないと危惧を示し、対話で解決するために危機管理体制を構築するべきだとコメントした。具体的に尖閣問題を取り上げることは避けた。(翻訳・編集/KT)

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