中国人の悩み、2人目は産みたいが問題山積―中国メディア

配信日時:2019年7月12日(金) 14時0分
中国人の悩み、2人目は産みたいが問題山積―中国メディア
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中国青年新聞社社会調査センターと問巻網(wenjuan.com)は先週、2012人に対する調査を実施した。(イラスト・朱慧卿)
中国青年新聞社社会調査センターと問巻網(wenjuan.com)は先週、2012人に対する調査を実施した。その結果、調査対象者の87.2%は、「2人目の出産について考えたことがあるという働く母親が自分の周囲にいる」と答え、「家庭と仕事のダブルストレスから、2人目の子供を持つことを躊躇している働く母親が周囲にいる」とした人は51.8%いた。働く母親が2人目を安心して産めるために、「政策面で、彼女らに対するより多くの保障や支援を与えてほしい」と希望する人が88.7%を占めた。中国青年報が伝えた。

37歳の李潭さん(仮名)は、ファッション雑誌の編集者で、小学6年生の男の子の母親だ。彼女は一人っ子よりも兄弟がいた方が、孤独を感じることが少なく、祖父母にしても孫が多い方が賑やかで喜ぶだろうと考えているが、子供を2人育てることは、世帯全体の負担がさらに重くなり、自分と夫にのしかかるプレッシャーがより大きくなることを意味していると考えている。「特に、母親の立場からすると1人目を出産してようやく仕事のペースを取り戻すことができたり、キャリアの面でも一定の成果を挙げているところなので、2人目を出産したら、それまでの苦労が水泡に帰する恐れがある」と李さんは話す。

李さんは、「出産が近づくと、病院での検査回数が増える。ある妊娠した同僚は、検査に行くために有給休暇を使い果たし、それでも足りずに、さらに無給での休暇を申請したため、上司がいい顔をしなかった。2人目を出産した場合、働く母親はキャリアをさらに犠牲にしなければならないかもしれない」と続けた。

2人目を産むかどうか、北京で会計の仕事をしている屈さんは思い悩んでいる。「今は1人の子供を産み育てるだけでも経済的負担がかなり重い。子供ができてからは、生活の質が以前とは比べものにならなくなった。それに誰が子供の面倒を見るのか、というのも大きな問題だ。親もすでに高齢なので、子供の面倒を見ることは難しい。でもベビーシッターに任せるのも心もとない。第1子出産後は、仕事との調整をなんとか上手くできたが、第2子を産めば、仕事を諦めて専業主婦になる以外に方法はない」と屈さんは語った。

浙江省杭州市でマンパワー関係の仕事に就いている蘇[日斤]薇さん(仮名)は、「会社には、第2子を出産した女性は極めて少ない。ほとんどの共働き世帯にとって、妻が稼いでくる給料は非常に重要だ。働く母親にとって、第2子を出産することで、辞職を迫られたり、降格させられるなど、キャリアの足かせとなる問題が起きる可能性は高い。そのため、働く母親の多くは、第2子を産むことについて慎重になり、つい考えが堂々巡りになってしまう」と述べた。

上海弁護士協会労働関係研究委員会の温陳静委員は、「働く母親の第2子出産に対する気がかりを払拭するためには、多方面が力を合わせる必要がある。また、主に政策面で、働く女性により多くの奨励・支援を行わなければならない。このほか、男性に付与されている出産付添い休暇が普及し完全実施に至れば、労働の公平さにおいても有利に働くだろう」との見方を示した。

今回の調査対象者の男女比は、男性が41.8%、女性が58.2%。出産・育児経験のない未婚者は9.8%、出産・育児経験のない既婚者は27.0%、子供がいる人は62.7%。居住地別にみると、第一線都市は27.2%、第二線都市は50.1%、第三・四線都市は20.6%、県政府所在地・鎮郷は1.9%、農村は0.3%だった。(提供/人民網日本語版・編集KM)
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