「水のパンダ」、故郷へ帰る―北京市

Record China    2007年4月15日(日) 12時28分

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本文:2007年4月20日、現在北京市海洋館で療養中の2匹の中華チョウザメが長江に「帰宅」する予定。「水のパンダ」とも言われる貴重な動物であるため、移動には万全の準備が整えられている。

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2007年4月20日、現在北京市海洋館で療養中の2匹の中華チョウザメが長江に「帰宅」する予定。巨大な中華チョウザメを無事に水槽から運び出すため、海洋館スタッフは模擬訓練を行っている。

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20日に長江に放たれる予定の中華チョウザメは、体長3.67メートル、重さは400kg以上。捕獲されてから2年とまだ野生動物の性格が残っており、水槽からの引き上げ・輸送には困難が予想される。そこでスタッフはまず海洋館で8〜10年を過ごしよく慣れている別種の鮫を相手に模擬訓練を行い、鮫への扱いに習熟した。その後、中華チョウザメを相手に模擬訓練を開始。訓練にはスタッフが中華チョウザメに慣れると同時に、中華チョウザメにも本番に驚かないように備えさせる意味があるという。***

中華チョウザメは国家一級保護動物。1.4億年前には種の出現が確認されているため、「水のパンダ」「生ける化石」と称されている。現在、絶滅の危機に瀕しており、保護が進められている。(翻訳/編集・KT)

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