9日午後4時47分、ジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川氏が解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため、87歳で亡くなった。

中国メディア・新浪娯楽の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）アカウントは訃報を受け、「同氏はロサンゼルスに生まれ、戦後東京でジャニーズ事務所を創業。2000年からの10年間で8419回のコンサートをプロデュースし、ギネスにも認定された。ジャニーズ事務所はSMAP、V6、KINKI KIDS、嵐など数多くの人気男性アイドルを輩出してきた」と紹介。「同氏の死は日本のエンターテイメント業界にとっても、一時代の終わりを意味するだろう」と伝えた。

微博では「喜多川氏死去」というキーワードが一時、検索キーワードランキングで1位になるなど、大きな注目を集めた。

中国のネットユーザーからは、「日本にアイドルという概念を築き上げた人だ」「私の青春はこの人のおかげ」「あなたのおかげで日本の黄金時代のすばらしいアーティストに出会うことができました」「ジャニーズのライブに行って肌で感じた感動は、この先も忘れません」「どうぞ安らかに」などと同氏の死を悼むコメントが数多く寄せられた。

このほか、「同氏は日本だけでなく、アジア全体のエンターテインメントにも革命をもたらした。ジャニーズのアーティストが出したたくさんのヒット曲は、中華圏や韓国でもカバーされた」と功績をたたえる声も上がった。（翻訳・編集/岩谷）