人民網日本語版 2019年7月11日(木) 22時50分
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上海でごみ分別を強制的に行う法律が打ち出された後、北京のごみ分別関連法整備も日程に組み入れられ、人々の間でこれまでにないごみ分別の議論が展開されている。資料写真。
上海でごみ分別を強制的に行う法律が打ち出された後、北京のごみ分別関連法整備も日程に組み入れられ、人々の間でこれまでにないごみ分別の議論が展開されている。ごみ分別の強制を前に、すでに「ごみ経済」に狙いを定め、ごみ分別回収業界でビジネスチャンスをつかもうとしている人もいる。中国青年報が伝えた。
ハイテクはごみ分別をスマート化する。「ごみを回収するマイクロソフト・エンジニア」と呼ばれる汪剣超(ワン・ジエンチャオ)さんは、8年前にマイクロソフトのエンジニアという高給の仕事を辞め、妻を連れて北京から成都に引っ越し、起業家としての道を歩み始めた。6年後、汪さんはごみ回収分別サービスの奥北環保を設立。住民がどんな物が何ごみなのか分からないという問題に対し、奥北環保は公式アカウント上に「分別回答ロボット」アプリを設置し、さらに回収可能な物品をリアルタイムで回収価格を表示できるようにした。
一方、上海電機学院の大学生は、宅配ボックスのような環境にやさしい回収ボックス「飛螞蟻環保回収」を設計し、大学キャンパス内や南京4A景勝地に設置。ビッグデータや人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)技術で生活ごみでポイントバックができ、ポイントがたまる仕組みを実現し、ユーザーは微信(WeChat)ミニプログラムで近くの回収ボックスを探し、QRコードをスキャンしてボックスを開け、ごみを捨てることができる。
この環境にやさしい回収ボックスには自動識別やごみ満杯警報、スマート計量、監視カメラ、温度警報、屋外防水、GPS測位、殺菌除臭、夜間照明、自動センサーゲートなどの機能が含まれ、見た目もすっきりと美しく、人手もかからない。(提供/人民網日本語版・編集/AK)
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