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マレーシアでダイビング中の中国人2人が死亡=ダイナマイト漁法原因か、中国政府「犯人厳罰」を要求

配信日時:2019年7月7日(日) 11時0分
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マレーシアで5日、ダイビング中の中国人2人が死亡した。ダイナマイト漁を行ったことが原因になった疑いがあり、現地の中国総領事館は「犯人の厳罰」を求めた。ダイナマイト漁はサンゴ(写真)を破壊するなど環境負荷が極めて大きいため、ほとんどの国で禁止されている。

中国政府・外交部(外務省)が運営するSNSアカウントの領事直通車によると、マレーシアで5日午後6時ごろ、ダイビングをしていた中国人2人が死亡した。近くの漁船が違法なダイナマイト漁(爆破漁法)を行ったことが原因になった疑いがあり、現地の中国総領事館は「犯人の厳罰」を求めた。

事件が発生したのは、マレーシア・サバ州センポルナ。中国人2人はダイビングの練習をしており、現地のインストラクター1人と合わせて計3人が死亡した。現地警察は、近くで漁船が違法なダイナマイト漁をしていたことが原因になった疑いがあると考えているという。

ダイナマイト漁とは、水中でダイナマイトなどを爆発させ、衝撃波で死んだり気絶して浮き上がってきた魚を回収する漁法。多くの魚が容易に捕れる反面、魚の大部分は海底に沈み、サンゴ礁も破壊するなど環境への悪影響が大きいため、多くの国で禁止されている。

マレーシア・サバ州州都のコタキナバルの中国総領事館は現地警察と連絡を取り、死亡した中国人の特定や家族への連絡などの作業に着手した。同時に、サバ州当局に警察の迅速な捜査や犯人の厳罰、死亡した中国人の家族への説明、中国人観光客の安全保障や類似の悲劇の再発防止を着実に行うよう求めたという。

中国総領事館は中国人観光客に対して、サバ州でダイビングを行う場合には、警戒心を高め、周囲の海域の安全を注意して見るように求めた。

なお、中国政府は国外における自国民の保護や安全確保に極めて熱心だ。紛争発生などで大量の自国民を引き上げさせる際には、多少の危険が予想されても自国の民間航空機や軍艦を派遣することが珍しくない。また、犯人処罰のような現地司法当局の専権事項でも、厳正な処罰を求めることがある。(翻訳・編集/如月隼人

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