大学卒業生の「引越し荷物」送り先トップ3は広州・杭州・上海

人民網日本語版    2019年7月5日(金) 18時40分

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7月初旬の卒業シーズンが終わり、大学卒業生たちは各自が学んだ大学を巣立った。

7月初旬の卒業シーズンが終わり、大学卒業生たちは各自が学んだ大学を巣立った。同時に、卒業生の「引越し荷物」も大学から旅立った。これらの荷物は一体どこに運ばれていったのだろう?統計データによると、卒業生の引越し荷物の受け取り件数が最も多い都市は、広州杭州上海だった。北京青年報が伝えた。

アリババ傘下の物流会社・菜鳥網絡が運営する宅配ステーション「菜鳥駅站」が3日に発表した統計データによると、卒業シーズンの引越し荷物の集荷件数が全国で最も多かった大学は西南民族大学で、その後には陝西師範大学、大連海事大学、山東師範大学、延辺大学、中南財経政法大学、江西師範大学、上海大学、中山大学、四川大学が続いている。また、大学卒業生の引越し荷物もだんだんと重くなり、200キロを超える荷物も少なくないという。

〇卒業生引越し荷物の「届け先」はどこ?

多くの大学卒業生にとって、「引越し荷物の届け先」は、その多くが彼らの人生の旅における「次の駅」となる。統計データによると、引越し荷物の届け先住所で最も多かったのは広州と杭州、上海で、その後に深セン、北京、蘇州が続き、成都や東莞、武漢も上位にランクインした。

上海張江ハイテク園区には、IBMやシャンダ・ゲームズ(盛大)、GMなどの著名企業が入居し、ハイテク企業が数多く集まっており、かなりの数の大学卒業生を引きつける就職先エリアとなっている。

新規増加人口が長らく全国トップの深センも、卒業生に対する高い吸引力を維持している。多くの学生が、引越し荷物を龍崗区エリアと南山区・宝安区エリアに送っている。というのも、この二つのエリアにはそれぞれ、ファーウェイ(華為)、フォックスコン(富士康)、BYD比亜迪)などの著名企業や、テンセント(騰訊)、DJI(大疆)などのハイテク企業が集中しているからだ。

北京も引き続き新卒学生にとって人気の引越し先となっている。バイドゥ(百度)やバイトダンス(字節跳動)、新浪、レノボなどの企業が集まっていることから、海淀区の「後廠村」には多くの大学卒業生が移り住んでいる。また、海淀区・昌平区エリアに届けられる引越し荷物の数も多い。

注目すべきは、杭州市余杭区と武漢市「光谷」(東湖新技術産業開発区)に配達される卒業生の荷物が激増していることだ。このほか、蘇州や成都、東莞、南京、鄭州合肥天津長沙などの新一線都市も、今年の大学卒業生に人気が高い就職先都市となっている。(編集KM)

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