「日本にも韓国に依存する輸入品がある!」韓国メディアの主張にネットはあきれる

Record China    2019年7月4日(木) 17時20分

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日本による対韓国輸出規制強化が波紋を広げる中、韓国・ノーカットニュースが「日本にも韓国への依存度が高い輸入品がある」と報じ、注目を集めている。写真は韓国のガソリンスタンド。

2019年7月4日、日本による対韓国輸出規制強化が波紋を広げる中、韓国・ノーカットニュースが「日本にも韓国への依存度が高い輸入品がある」と報じ、注目を集めている。

日本政府はこのほど、4日から半導体製造に使われる化学製品などの韓国への輸出規制を強化すると発表した。この措置は半導体が主力商品の韓国経済に大きな影響を与える可能性があり、混乱が広がっている。

そうした中、ノーカットニュースは「日本の財務省の貿易統計を分析した結果、日本にも韓国への依存度が高い輸入品が存在することが分かった」とし、「韓国も同じ方法での反撃が可能だ」と指摘している。分析によると、2018会計年度の全輸入品目(7854品目)のうち3901の品目は韓国からも輸入されている。韓国からの輸入品のうち「250億円以上」の規模の品目を再分類したところ、石油類と金属鉱の8品目の輸入の比重が70%以上で、日本の輸入依存度が相対的に高い製品だったという。特に「その他の軽油」は韓国から432億4069万円分が輸入され、全体に占める比重は99.47%に達したという。記事は「これらの品目に対日輸出規制措置が取られれば日本は一時的にでも燃料不足や製造原料不足に陥る可能性がある。さらに一部の品目は韓国にとって日本市場への輸出依存度が低いため韓国の輸出企業に大きな負担とならない」と説明している。

ただ、記事は「実効性や妥当性の面で疑問が残る」とも指摘しており、「日本による規制対象品目が韓国の輸出の主力である半導体産業を攻撃するのに比べ、韓国の対応手段が日本の産業に及ぼす影響は小さい。その上、『自由貿易秩序に逆行する』として国際的非難を浴びる日本と同じレベルに転落する必要もない」と説明している。

これについてある専門家は「日本が韓国に依存する輸入品はほとんどが代替可能という限界があるためWTOへの提訴が妥当だが、WTOの救済にも長い時間を要するため結局は韓国の技術を向上させるしかない」と指摘し、「日本との関係改善に向けた努力もやはり必要だ」と主張したという。

これに韓国のネットユーザーからは「やっとのことで探し出したのが軽油?」「まさか日本に軽油を精製する技術がないとでも思ったの?」「そんなものは100%他の国から輸入できる品目。日本が規制したのは日本しか持っていないものだから困っているのに」などため息交じりの声が上がっている。また「感情的に対応するのはよくない」「無理に抵抗すればさらなる報復に遭うだけ。関係改善の方法を探すべき」などと求める声も。

一方で「韓国国民が日本製品不買運動をしよう」「日本旅行に行かないことが最大のダメージになる」などと呼び掛ける声も多数寄せられている。(翻訳・編集/堂本

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