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重金属で汚染された米、化学肥料の大量使用……危機に直面した中国の食糧自給―中国

配信日時:2013年5月28日(火) 7時7分
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24日、参考消息は記事「海外メディア:耕地汚染の脅威が中国の食料自給を脅かす」を掲載した。市場からカドミウム汚染米が発見され、話題となっている。写真は安徽省の鉱山付近の農村を流れる“醤油色”の水。
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2013年5月24日、参考消息(電子版)は記事「海外メディア:耕地汚染の脅威が中国の食料自給を脅かす」を掲載した。

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先日、広州で米のカドミウム汚染が発見された。数ある中国の食品安全問題における最新のスキャンダルとなった。23日付ロイターがこの問題を取り上げた。中国では現在、史上最速最大規模の都市化が進められており、毎年大量の耕地が失われている。

それでも中国共産党は食糧自給率を維持する方針を固めており、穀物の95%は自給すると公約している。もっとも現実には海外、とりわけ米国からの輸入が急増しているのが実情だ。2013年には米、たまねぎの輸入量が過去最大を記録する見通し。小麦の輸入量も過去最大級となる見通しだ。

しかも食糧自給率維持の公約は量に関するものであって質に関するものではない。工業廃水に汚染され、飲用水にはできない汚れた水で農作物は育てられている。その結果がカドミウム汚染米だ。広州で発見された汚染米の発生源は湖南省。中国最大の米産地にして、鉱物資源開発も盛んな地域である。

広東省生態環境・土壌研究所の陳能場(チェン・ナンチャン)研究員は湖南省を「穀物・鉱物複合生産地」と呼んでいる。本来ならば避けるべき事態だが、人口1人当たりの土地と資源が少ない中国では避けられない問題だとして、その場合でも可能な安全確保の手段を模索しなければならないと話した。

問題は重金属汚染だけではない。農村の60%で不適切な化学肥料の使用が行われていると専門家は見ている。過剰な化学肥料の使用による耕地と食物の汚染も深刻だ。(翻訳・編集/KT)

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2013年5月27日 12時10分
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