中国のビジネス環境改善、多国籍企業に認められつつある―中国メディア

環球網    2019年7月5日(金) 9時20分

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中国はビジネス環境の改善を加速している。これは数多くの多国籍企業が認めるところだ。資料写真。

中国はビジネス環境の改善を加速している。これは数多くの多国籍企業が認めるところだ。開催されている2019年夏のダボスフォーラムで、複数の多国籍企業上層部が取材に対し、「近年、中国のビジネス環境は大幅に改善された。中国市場も絶え間なく進む対外開放で魅力を維持し続けており、外国企業は中国への投資に自信を持っている」という考えを示した。中国新聞網が伝えた。

▽ビジネス環境が改善されつつある

昨年末、世界銀行が発表したビジネス環境に関する報告書によると、中国の順位は世界78位から46位に上昇、初めて世界のトップ50に入ったことが分かった。

政府サービス、対外開放、経営環境、インフラ、住み心地などビジネス環境に影響を与える各分野において、中国は顕著な進歩を遂げた。そのうち、インフラ分野では高速鉄道の建設が世界をリードし、人、資本、物、情報の流通効率が引き続き高められている。また、経営環境分野では減税が注目点だ。19年に中国は約2兆元の企業税収と社会保障費用を削減する見通しという。

▽外資にとっての魅力を維持する

ビジネス環境の改善と地域、都市の質の高い発展を進めるという方向性の下、中国の吸引力はより強く、より安定的になり、持続性も増した。貿易紛争が存在するにもかかわらず、中国は依然として多くの海外企業が優先的に考える市場であるという。

世界最大の保険グループ、AXAの中国法人の最高経営責任者は、「AXAは中国の対外開放の参加者であり受益者でもある。中国は世界で2番目に大きい保険市場で、グループの最も重要な市場の一つだ」と指摘した。

また、シュナイダーエレクトリックの中国区総裁の尹正氏は、「中国市場に対して自信を持っている。より開放的、包摂的で市場化、国際化されたビジネス環境の中で中国市場をさらに開拓することを切望している」と語った。

中国のビジネス環境の改善はこれからも加速すると予想されている。19年夏のダボスフォーラムの開会式で、李克強首相は「外国からの投資に対し、中国の開放性、透明性、予測可能性はますます高まり、全体的な投資環境は良くなりつつある」と述べた。(提供/環球網・編集/黄テイ)

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