2013年5月24日、遼寧省瀋陽市の水餃子専門店が「食べ放題、飲み放題。しかもお会計の額はその時の気分次第で決めてもらって結構」という開店プロモーションを実施した。

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この飲食代金の「気分でお支払い」方式は、どれだけ注文しようと気分次第でお会計を払えばよく、全く払わなくてもいいが、万が一食べ残した時には本来の代金を支払うというルール。ある若い女性は肉三鮮餃子、スープ、飲みものなど計25元分（約400円）を注文し、15元（約250円）だけ払って立ち去った。

同店のプロモーション初日には150名以上の来客があり、本来ならば3800元（約6万3000円）分の売り上げがあったが、実際に支払われたのは700元（約1万1000円）ほどだった。2日間のプロモーション期間中、約100人は1元も支払いをしなかった。それでもこの「気分でお支払い」はネットで大きな話題となり、プロモーションは成功したといえる。

昨年、深セン市のピザ店も類似のキャンペーンをしており、そのときは3日間で本来の売り上げの10分の1しか回収することができなかった。ただ09年にイギリスのレストランが同様のキャンペーンをした際は本来の売り上げよりも2割増しの収益だったという。（翻訳・編集/YM）