日中合作映画「A Touch of Sin」グランプリ濃厚に、鬼才ジャ・ジャンクー監督作品―カンヌ映画祭

Record China    2013年5月26日(日) 15時53分

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25日、開催中の第66回カンヌ国際映画祭で、コンペティション部門に参加している日中合作映画「A Touch of Sin」(中国語タイトル:天注定)が、パルムドール受賞に高い可能性を見せている。写真はジャ・ジャンクー監督(左)。

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2013年5月25日、開催中の第66回カンヌ国際映画祭で、コンペティション部門に参加している日中合作映画「A Touch of Sin」(中国語タイトル:天注定)が、パルムドール受賞に高い可能性を見せている。騰訊網が伝えた。

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第63回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞した「長江哀歌(エレジー)」などで知られるジャ・ジャンクー(賈樟柯)監督の作品。製作は日本の北野オフィスで、ジャ監督は映画「プラットホーム(00年)」から、北野武監督と深いつながりを持っている。開催中の第66回カンヌ国際映画祭では、コンペティション部門にノミネートされた20作品のうち、唯一の中国語映画。ジャ監督作品は欧州で評価が高いだけに、悲願のパルムドールが期待されている。

映画評論家が「スクリーン」誌で公表している評価では、仏映画「The Life of Adele」が4点(満点)中で3.6点を得てトップ。コーエン兄弟の米映画「Inside Llewyn Davis」が、3.3点で2位。「A Touch of Sin」は3.0点で3位と、上位につけている。映画人たちから高評価を受け、「受賞の可能性が濃厚になってきた」と、中国メディアの報道も過熱気味だ。

同じく3.0点を得ているのが、是枝裕和監督の日本映画「そして父になる」。今回、コンペ部門に3度目のノミネートとなったジャ監督と同じく、是枝監督もカンヌの常連。04年には「誰も知らない」で柳楽優弥が主演男優賞も獲得している。中国メディアは、どちらかの作品がアジア映画として快挙を達成するのでは?と、期待感をもって伝えている。

北野映画の影が見えるとも言われる「A Touch of Sin」。ジャ監督自身も、キャラクター設定やカメラワークといった点で、北野監督からの影響を認めている。しかし、「A Touch of Sin」については、ショウ・ブラザーズ映画のチャン・ツェー(張徹)監督、キン・フー(胡金[金全])監督からの影響が大きく、1975年のカンヌに出品されたフー監督「侠女」へのオマージュ作品としている。(翻訳・編集/Mathilda

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