中国・上海で「史上最も厳しい」ごみ分別始まる、ネットでは日本の分別方法に注目

Record China    2019年7月2日(火) 17時50分

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中国では年初以来、北京や上海、広州などの超大型都市で生活ごみの管理をめぐる法律の改定や制定が相次いで行われている。そうした中、中国版ツイッターのウェイボーでは、日本のごみ分別について紹介する動画が注目を集めている。写真は日本のごみ集積所。

中国では年初以来、北京や上海広州などの超大型都市で生活ごみの管理をめぐる法律の改定や制定が相次いで行われ、上海では今月1日から「史上最も厳しいごみ分別措置」と言われる「上海市生活ごみ管理条例」が施行された。

そうした中、中国版ツイッターの微博(ウェイボー)では、日本のごみ分別について紹介する動画が注目を集めている。

動画では、リポーターが日本国内にある家庭ごみの集積所を訪問。ごみは大きく「資源(びん・かん・ペットボトル類、紙・布類)」「燃やすごみ」「金属・陶器・ガラスごみ」の3つに分けて決められた曜日に出すこと、粗大ごみ、家電リサイクル、家庭用パソコンは「有料」で別途出すこと、こうした分類は地域によって異なることなどを紹介した。

また、日本で分別項目が最も多いのは、人口1600人ほどの徳島県上勝町で、2020年までにごみをゼロにすることを目標に掲げ、分別項目は45にも上ることや、一般の家庭でも飲み終わったペットボトルをきれいに水で洗い、ボトルとラベルとキャップに分けて捨てていること、ある集合住宅のごみ置き場では、「燃やすごみ」のほか、「古布」「新聞・雑誌」「紙パック・紙箱・包装紙」「ダンボール」「ペットボトル」「ペットボトルのキャップ」「金属製ボトルキャップ」「乾電池」などに細かく分けて出すようになっていることなども紹介した。

動画を見たウェイボーユーザーからは「日本の取り組み、日本人の環境意識は素晴らしい」「本当にすごいと思う」「日本は30年かけてここまで来たらしい」「これを見れば、魔都(上海)の人たちも分別が大変などと言えなくなるだろう」「中国はまだスタートライン。やっと上海で始まったところ。頑張ろう」などの声が上がっていた。(翻訳・編集/柳川)

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