中国の土壌、40〜70%が重金属と化学肥料に汚染されている―米誌

Record China    2013年5月26日(日) 8時10分

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24日、米月刊誌アトランティックは、中国の土壌の40〜70%が重金属と化学肥料に汚染されていると指摘した。写真は湖北省の農家。

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2013年5月24日、米月刊誌・アトランティックは、中国の土壌の40〜70%が重金属と化学肥料に汚染されていると指摘した。南方都市報が伝えた。

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同誌によると、中国で生産される米の1割が基準値を超えるカドミウムで汚染されている。しかし、いずれの監督部門もその責任を負おうとしない。中国国務院は今年の早い時点で土壌汚染防止監督管理システムの設立を2015年から2020年に先延ばしした。

湖南省地質研究所の童潜明(トン・チエンミン)教授は、カドミウムの基準値超えの最大原因について、大量のリン酸肥料の使用を挙げている。さらに、中国のリン酸肥料には平均で15.3mg/kgのカドミウムが含まれていると指摘した。また、中国では米のカドミウム含有量が極めて高く、国家基準の0.2mg/kgを大きく上回る1kgあたり1.13mgのカドミウムが含まれているが、長期にわたって摂取しない限り、人体への影響は少ないと説明した。

童教授が洞庭湖周辺で行った調査によると、収穫された米の41.67%から国家基準を上回るカドミウムが検出された。当局のデータによれば洞庭湖周辺の住民で足腰の痛みを訴える人は1%にも満たず、「これも一般疾病の正常な範囲内」だという。(翻訳・編集/本郷)

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