G20での韓国大統領夫人の行動が「外交欠礼」と物議、真相は…

Record China    2019年7月2日(火) 12時40分

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2日、韓国・JTBCによると、20カ国・地域(G20)首脳サミットで各国首脳に同行する配偶者らが参加するイベントで韓国の金正淑大統領夫人の見せた行動が「外交欠礼に当たるのではないか」と物議を醸している。写真は東福寺。

2019年7月2日、韓国・JTBCによると、20カ国・地域(G20)首脳サミットで各国首脳に同行する配偶者らが参加するイベントで韓国の金正淑(キム・ジョンスク)大統領夫人の見せた行動が「外交欠礼に当たるのではないか」と物議を醸している。

記事によると、問題のシーンは28日にG20各国首脳の配偶者らが京都の東福寺で昼食会を行った後に庭園を散歩した時のこと。金夫人は横にいたフランス大統領夫人に腕をからめていた。この様子の映った映像が韓国のネット上に拡散し、一部から「公式の外交の舞台で腕を組むのは外交欠礼だ」と指摘する声が上がっているという。

これに関し記事は「ある行動への評価は相対的概念であり、国や国に属する人によって違うため評価が難しい」としつつも、似たような状況(公式の外交の舞台)で当事者がどう感じるかについて分析している。

記事は、昨年10月に文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫婦がフランスを訪問した際の、フランス大統領夫人が金夫人に腕をからめて歩く様子の写真を紹介し「フランス大統領夫人が腕を組むことを欠礼と考えていないことが分かる」と説明している。その他にも、アルゼンチン大統領夫人が昨年のG20サミットでフランス大統領夫人に腕をからめる様子の写真がインスタに掲載されたことや、今回のG20サミットで他の参加者らも腕を組んで歩いていたことを紹介し、「外交の場でも相手国と親しいことをアピールするために取材陣の前で意図的なジェスチャーをするケースもある」と伝えている。

これを見た韓国のネットユーザーからは「大した事じゃないのに大騒ぎして。あきれる」「事情も知らずに批判するべきではない」など、記事の指摘に賛同する声が上がっている。

一方で金夫人の行動を問題視する声もいまだ多く、「不適切な行動だ」「品格が落ちるのは事実」「金夫人はフランス語や英語ができるのか?。そこが問題。できないのに腕を組んで独占しようとしたら駄目」などの主張が見られた。(翻訳・編集/堂本

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